やはりと言うべきか、なぜか8月26日(土)発売予定とされていた『羽生結弦写真集 KEEP TRYING』が都内の大型書店に並んでいる気配がまったく無く、サブスク堂は日曜日に見るとして、将棋も無いし、ネタがありません!じゃあ・・・ということで、久々に金・土とラーメンを2日連続で食べに行ったので、その話をしますか。
金曜日は立川に服と香水を買いに行くついでに、立川がんこへ。このお店の良い所はたくさんあって、「年中無休で通し営業」「ラーメン集合施設内なので、真夏・真冬に外で並ぶ必要がない」「そもそも待つことが無い」「ビシっとしょっぱめの熱々のスープに、固めの茹で加減の黄色縮れ麺をガシガシ食える」と、私にとって理想郷のようなお店です。客層は、いつ行っても100%男性で、しかも年齢層も高く、一人客が大半で、回転も速い。にも関わらず、いつから働いているのか知りませんが、助手の女性店員さんがテキパキ仕事をこなしていて気持ちいい。女性スタッフがいるから、女性客も入りやすくなったかもしれません。オススメは塩です。立川が行動範囲でラーメン好きな方には、声を大にしてオススメしたいです。
さて、問題の土曜日です。朝仕事を済ませて、件の写真集が入手できるかどうかネットで在庫状況を調べてみても、結果は芳しくない。特に買い物の用事もないし、2日連続でがんこはなぁ・・・と家を出てから、「そうだ、しば田に行ってみるか!」と急遽方針変更となりました。
しば田と言うと、各種グルメサイトで都内トップレベルの評価を得ている名店。最寄り駅は京王線の仙川駅ながら、徒歩20~30分という不便な場所。「土曜日の・・・今から行ったら現地着は12時前か・・・何人並んでるんだ?」と、内心怯えながら11:50に現地着で並びはざっと15人程度。もし、仙川駅徒歩5分の場所なら間違いなく帰っていましたが、炎天下のなかで20分以上歩いてきたので、ここまで来たら引き返せずに列に接続します。
途中の自販機で買ったミネラルウォーターを飲み、汗を拭いながら、仕事の資料を読む私。GUのキャップをかぶっていても、後頭部~首の辺りがジンジン暑く、もうそろそろ体力の限界か?という所で、なんとか店舗前の日陰のベンチエリア(先頭3人)まで進んで、持ちこたえました。
こちらのお店は、ベンチの先頭になると店員さんから声を掛けられ、その段階で食券を買って手渡しするシステム。すると、入店&着席したらものの数秒でラーメンが運ばれたので、店内に入ってからは超早いです。キンキンに冷房の効いた店内は天国のようでした。
醤油ラーメンについては、事前情報として「鶏と醤油系のスープ」「麺が柔らかめ」という2点は頭にあって、そのままの勢いで食べてみると、実に上手く考えられたバランスだな!と。この系統のラーメンと言えば、都内に支店をどんどん増やしている「はやし田」が有名で、私も10回以上は食べていますが、最近は「スープの薄さ」「ボソボソした麺がゴムのように絡まる感じ」「チャーシューの貧弱さ」あたりに不満を感じていたんです。とは言え、近場の名店「中村麺三郎商店」は「醤油が強すぎる」という点が気になって、いずれも足が遠のいていたんですね。
こうした両店に対する不満を、しば田はクリアしていて、「麺は弾力がわずかに残ったギリギリ茹で過ぎていない感触」で、「スープも、醤油が強すぎないのに、薄っぺらくもなく、バランス良く複雑な後味」で、2枚入った大判のチャーシューのうち1枚は燻製系?の風味で面白い。都内では、この系統の「鶏と醤油」ってラーメンは流行ど真ん中で本当に多いんですけど、こちらの店主は各要素に対してマニアックにこだわってるなーとビンビン感じました。
ただ、あの不便なロケーションであの並びなので、「人気店」ってだけでいきなり行っても感動は無いかもな・・・と。偶然なのか、私の前後がいずれも若いカップル客だったんですけど、どちらの彼女さんも「暑い、暑い!」ってボヤいてたので、こんな危険な時間帯に連れてきちゃダメでしょ?とは思いましたね。まぁでも、あの年頃だったら週末は二人一緒にずっといたいでしょうから、しょうがないのかな・・・。
てか、これ日傘必要だわ!と思っていたら、実際日傘さして並んでいる一人客(男性も女性も!)を見かけたので、賢い!と思いましたね。かっこわりぃとかそんなこと言ってられなくて、命を守るために必要なグッズですよ。今度、ユニクロの折り畳みを持っていこうと思っています。
では、また明日!
Jun