「AERA 2024年12/30-1/6 合併号」感想など

「AERA 2024年12/30-1/6 合併号」感想など

2024年12月23日発売。定価「700円」。ノッテ関係があったのでタイミングを逸しましたが、せっかく買ったのでレビューしておきます。

羽生さんの記事は全5ページで、写真は5枚掲載。メディアデーとされた埼玉初日公演に関するものです。今回衣装が凄いので、やはり「Utai Ⅳ ~Reawakening」のショットが目を引きます。オーロラのような立体的な照明も本当に素晴らしい!

テキストは松原孝臣さんですが、個々のプログラムを網羅的にレポートするのではなく、前半部分は「Echoes」のストーリーの説明が中心で、羽生さんの囲み取材での発言も引用しつつ、30歳を迎えた羽生さんの凄さを指摘して、締めくくられています。

それは氷上だけではない。

ここに至るまでの、ストーリーの構想、スタッフと打ち合わせての具体化を進める作業、細部にいきわたる演出、映像撮影、日々の練習と、重ねてきた努力がある。ひたむきにスケーターとして前へ進み続け、表現者として作品を突き詰めてきた過程が、この日、一つの実を結んだのだ。

こちらはテキストの最後の〆の部分なんですが、よくぞ取り上げてくれました、という感じです。たった一人で計2時間半も氷上に立ち続けることも前人未踏のパフォーマンスですが、ただ滑ってるだけじゃないですからね。

先週末にチラっと全日本を見てましたけど、日本代表クラスのスケーターでさえ、「楽曲・振付すべてお任せでスケートを滑るのみ」という人が大半ですから、いまの羽生さんの仕事量は「異常」と言っていいです。もはや比較すること自体がナンセンスというか、「フィギュアスケート」という一競技ではなく、「羽生結弦」という総合芸術コンテンツなんですよ。

「プロスケーター」を名乗る人が世界に何人いるのか知りませんが、羽生さんは、間違いなく「世界一仕事をするプロスケーター」ですよね。それができちゃう人だから、自分で売り込みなんかしなくても、バンバン仕事がくる。お金の面の心配なんて一切必要ない人なのに、どうしてここまで頑張れるのか?と考えてみると、もはや、使命感・責任感なんでしょうね。

こんな凄い人をリアルタイムで目撃できることに感謝しかありません。もちろん、技術的に彼を上回るスケーターや、容姿の優れたスケーターは出てくるかもしれません。でも、このIce Storyの規模のショーを一人で実現できる人は、私の生きている間はまず現れないでしょう。模倣・継承すらできないでしょうね。

タイムリーな話題の方も。AERAの『Tai』も16,500円と高額ですが、こっちは25,000円ですか!アイスショーのチケット並みじゃないですか!

オフィシャルグッズだったりチャリティーに関係するのであれば検討しなくもないですが、自分はいずれもパスという感じです。

でも、GUCCIのアイテムを購入される方もいらっしゃるわけだし、それに比べたら安いものかもしれません。そうした動向を踏まえた上で、このような前代未聞の企画が商品化されるわけで、ファンとしては実に誇らしい話ですね。

では、また明日!

Jun


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