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グメンニク。むむむ?SPのボレロのアレンジよりも、フリーははっきりと分かりやすい、オペラ座の怪人です。冒頭の4S-2Tは、回転も足りてるんじゃないですか?2本目の単発の方は転倒しましたが、かなり惜しい!3AはSOとお手付き。SPでも感じましたが、難しいジャンプの前だと助走たっぷりになるので、ややつなぎで面白さに欠ける感じはします。ただ、後半も3連コンボやセカンドループを含めた難しいジャンプを成功させています。
しかし、フリーで2クワドに3A一本という構成で来るとなると、やっぱり駿君のように、クワドを3本降りないと勝てない、という判断は正しいのかもしれません。ショートではあまり差がつかないと思うので、これはフリー勝負になるでしょうね。
モザリョフ。ネイサン風な不思議な動きから始まって、冒頭の4T-3T、佐野稔先生なら、「いいいねぇええええ」って称賛しそうな気持ちのよい出来。続く、単発の4TはSOとお手付き。グメンニクと同様に単発の方でミスが出ましたが、後半のジャンプも次々と決めており、調子は良さそうです。
後半に入って、ネイサンのLand of Allっぽいフレーズが聞こえてきたので、一部使っているのか、似た曲なのか、すごくネイサンを意識しているようなプロの仕上がりに感じました。
ダニエリャン。フリーはグラディエーターですね。冒頭は3Sでしたが、おそらくここは4回転にしてくるんだと思います。3A-2Tはキレイ。単発の3Aは着氷でややこらえ気味でしたが成功。
グラディエーターというと、あのクラスノジョンの多少バランスを崩そうが無理やりにジャンプを跳びにいく肉食プロが印象的でしたが、ダニエリャンはキレイにまとめましたね。
フリーの方が3人のスケーターのキャラが立っていて、それぞれ個性が出ていて面白かったです。エテリ組のサムソノフやルヒンは、テストスケートの出来で判断すれば、この3人にははっきり及ばないことが分かりました。ここにゴゴレフ君や、アメリカ・カナダ・イタリア・フランスの「ジュニア残留組」も加わって、ファイナルに残るのはなかなか大変ですね。
日本男子のレベルが例年並みだったら、JGPシリーズの台乗りはほぼ絶望的と言いたいところですけど、今季は鍵山君と駿君がいますからね。壷井君は怪我で出遅れていて心配ですが、三浦君はしっかり練習して戦うための準備をしてもらいたいです。
さて、JGPシリーズ第1戦「フランス大会」は「8/21(木)~8/25(日)」の日程。男子は鍵山君。女子は荒木さんと川畑さん。男子の他国勢はそんなに厳しいメンバーではなく、鍵山君は優勝を狙えるんですが、女子は、ロシアがアサインを大幅に変更してきて、なんと第1戦でワリエワをぶつけてくるようです。これは、菜那ちゃん、和愛ちゃん、頑張んないといかんですよ!
明日は、12日(月)に放送のあったToshIさんのニコ生の感想をまとめたいと思います。
では、また明日!
Jun