「フィギュアスケートプリンス オータムクラシック2019」

「フィギュアスケートプリンス オータムクラシック2019」

2019年10月8日発売。1000円+税。

特に話題にならない雑誌なんですが、なぜか出版が続いている「プリンス」。前の号が「国民栄誉賞受賞特別号」だったので、約1年3ヶ月ぶりの発売です。

今回、スケ連のお墨付きももらって、全編ゆづ本となっています。具体的な内容としては、「オータムクラシック」(2~51頁)では、公式練習・囲み取材等(代表ジャージ・UAウェア)、Otonal、Origin(表彰式含む)という内容で、特に目新しさはありません。FIGURE SKATERSの大判を見た後だと、やはりインパクト不足は否めません。一方、通信より目を引く部分があるかというと、私には分かりません。

つぎに「ファンタジーオンアイス(幕張)」(52~65頁)では、ほぼ大半がマスカレイド。フィナーレとオープニングの写真も掲載。オープニング&フィナーレの写真はちょっと暗すぎて、これをわざわざ選んだ意図が分かりません。もっといいのあるでしょ?と。

ラストの「モニュメント発表式」(66~71頁)では、なんだか遠い昔のように感じてしまう、スーツ姿のショットを収録。たぶん、見たことある写真ばっかりなんだろうけど、いま見るとけっこう新鮮ですね。きっと、1年後またどこかでスーツを着る機会があれば、ここから雰囲気が変わってくるのかなと想像します。

そうそう、表紙を見ると一目瞭然なんですが、どうもこの雑誌の「つぶれたフォント(「羽生結弦 今季初戦V」)」が私は気に入りません。個性といえば個性なのかもしれませんが・・・。

というわけで、わざわざ本書を購入するメリットがちょっと分からないのですが、書店で見かけたら、スーツ姿の羽生さんとの「久々の再会」をするにはいいのかなという気もします。

では、また明日!

Jun

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コメント

  1. 名無しの猫 より:

    レビュー、ありがとうございます。

    今ひとつ購入するメリットのちょっとわからないプリンス、買ってしまいました。
    まぁ、1000円+税で羽生成分たっぷりなら買うので、特にこれといった感想もなく、
    通信、応援ブックに次いで買ってみましたという感じです。

    で、英和出版社って・・・
    もしかして2015年に、『ゆづの魅力満載!! WE LOVE フィギュアスケート』という
    とんでも本(すみません) あの、赤い本を出したの、英和出版社じゃなかったでしょう
    か。一部で物議を醸しましたが、私も話のネタに買ってみようかとチラッと思ったのです
    けどやめときました。
    あのアイドル本に比べたら、プリンス、まともじゃないですか。
    スーツ姿、笑顔の写真満載に、かすかにアイドル本の名残りを感じなくもないですが。

    • Jun より:

      名無しの猫さま

      ウチには「LOVE!フィギュアスケート」(宝島社)と「フィギュアスケートLOVE!」(アスペクト)はあるんですが、その英和の雑誌は知りませんでした(笑)。

      実は、プリンスの初期の頃のバックナンバーも何冊か所有しているんですけど、羽生さんが表紙なのに高橋さんもふんだんに紹介されていたりして、その頃に比べればずいぶんと洗練されたのだなぁ・・・と感じます。ただ、他誌もそこは勉強しているので、もう少し頑張ってもらいたいですね。

  2. たまみ より:

    Junさんこんにちわ。いつもレビューありがとうございます。
    私は今回のプリンス、婦人公論と一緒に即買いしてしまいました(^_^;)

    マガジンや通信はとても良くて、こちらも購入。
    応援ブックとプリンスは、書店でチェックして決めようと思っていたのです。

    プリンスは思ったよりも、素敵な写真が多いと思いました。モニュメント発表のスーツ姿。何故今頃?と思いましたが可愛らしい笑顔だなぁと(*´∀`*)

    今回応援ブックが、ジャンプやスピンの時のお顔が多かった気がして。こちらは見送りました。
    ひさびさのプリンスを購入でした。この本は、一年ぶりでしたか!
    まぁ千円のお値段で、ほぼ結弦くんなのでありがたいですね( ^ω^ )

    オータムで、こんなに本を買うとは当初は思ってなかったです…。
    レビューや、書店でチェックしてお財布と相談して決めています( ´ ▽ ` )

    • Jun より:

      たまみさま

      たしかに、応援ブックとの比較で言うと、プリンスの方が大きめの写真が選ばれていると感じます。ただ、ボリュームと実績で、応援ブックを購入される方もいそうですね。

      この後、スケカナ、N杯、ファイナル、全日本、ワールドと、羽生さんのコンディション次第では5試合フル出場の可能性もありますから、昨シーズンと比べたら雑誌の出版数も2~3倍になるかもしれません。賢くチョイスしたいところですね。