「羽生結弦展2019-20(前編)」感想など

「羽生結弦展2019-20(前編)」感想など

羽生結弦展2019-20」をチェックしてみました。以下、感想をまとめておきます。

・19-20シーズンのスライドショーは、「前編」「後編」の2部構成。7月1日に公開された「前編」は19-20シーズンのSPとEX。「後編」は「7月10日に追加公開」とありますが、詳しい内容は不明です。

・「前編」では、(1)Otonalから、オータム→GPF→全日本→N杯。(2)4CCのバラ1。(3)EXは、N杯の春よ来い→MOIのSEIMEI→4CCのホプレガ。冒頭が4CCのSEIMEI、締めが4CCのバラ1。なぜ絶好調だったスケカナを外しているのだろう?と不思議に感じたんですが、もしかすると、スケカナのOriginやパリ散は「後編」で登場するのかもしれません。つまり、「後編」はOrigin、SEIMEI、パリ散、スワンということになるのでしょうか。

・4回転ジャンプの連続写真は、4Loと4LzはGPFのOriginで、4T-3Tは全日本のOtonalから。疲労困憊状態で臨んだ2試合でしたが、この3本のジャンプは羽生さんの執念が実った素晴らしい出来でしたし、よくぞ選んでくれたなと。私はデスクトップのモニターで「全画面」で見ました。この連続写真は、できるだけ大きな画面で見た方が動きがよく分かると思います。

・「グッズ」の方も明らかになりましたね!写真集が60頁で1100円って?やっす!と驚きました。ただ、前回が90頁以上あってハードカバーでしたから、今回はソフトカバーなのかもしれません。

グッズの目玉商品は、ズバリ、ハンドタオルではないかと。SEIMEI、Otonal、オペラ座、Originの4色で、やけにオシャレだなぁ・・・と思っていたら、「西川の今治製タオル」で「伊藤聡美さん監修」とのこと。伊藤さん超多忙なのに、よく引き受けてくれました!これからの季節の必需品ですが、ちょっとこれはもったいなくて使えないかも。

もしコロナというものが無く、前回同様に百貨店で開催されていたら、訪れたお客さんたちは、特にハンドタオルは全種類を躊躇なく透明のビニールバッグに放り込んでレジに並んだのではないかと。

しかし、前回、日本橋初日の物販エリアは「戦場」だったので、一つひとつの商品を吟味する余裕はまったく無かった記憶がありますが、こうやってHPでじっくり見られるのは良いですね!

あの羽生善治九段は、タイトル戦の地方対局では「なるべくご当地のもの」を注文されていました。藤井七段も、羽生さんを「お手本」にしていくような気がします。第2局の札幌対局以降、そういうオーダーの仕方をするんじゃないかと。

午後はアイスティーのみだったのは、最終盤だったので、一気に決めてやるということだったのかも。

ところで、終局後の記者会見で、サンデー毎日に寄稿しているとかいうライターの質問が酷くて、「ひでえ質問、出禁にしろ!」とABEMAのコメント欄が荒れていました。

記者:これは言いにくいかもしれないですけど、藤井七段から見て、今日の木村さんの手の「これが悪かったんじゃないか?」と、「助けられたんじゃないか?」というような手はございましたか?

聡太:いや、ちょっと、その、後で精査してみないとわからないかなと思います。

記者:あと、これだけ自分の駒を守ることが少なく、攻め続けて勝つっていうのは、やっぱり気持ちがいいものでしょうか?

聡太:いや、まぁ、局面でその何というか、最善に近づければいいと思っているので、そういった展開は重要ではない、そういった局面でいい手を指したいと思っています。

言いにくいことを聞くんじゃないよ!と思うわけですが、ここで不用意な発言をしようものなら、それが地上波で流れ、スポーツ紙に切り取られ、ヤフーニュースに載ってコメント欄が炎上することもあるわけです。まぁ、さすが、将棋の終盤力だけでなく、メディア対応の危機管理能力も、この17歳の高校3年生はバッチリです。

では、また明日!

Jun


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コメント

  1. ととちゃん より:

    羽生結弦展、目を引いたのはジャンプの連続写真で、スロー再生とはまた違った印象を受けました。どんなにゆっくり見ても粗のないお手本のようなジャンプだなと、改めて。

    伊藤さんのデザイン画も素敵でした。羽生選手をよく知っていて、特徴を押さえたイラストだったと思います。思いのほか、早く繋がったので、上手くいけば仙台巡りもゲット出来るかと、急いでグッズを選んでしまいました。同梱されるよう祈っているところです。

    ところで、どの世界にもお騒がせのライターっているんですね。藤井七段は乗せられず、きちんと言葉を選んで賢さを感じます。師匠がきちんと教えておられるのでしょう。

    • Jun より:

      ととちゃん さま

      たしかに、連続写真ともスロー映像とも違う新しい試みで、画期的な表現手法だなと感心しました。ネット配信の記事では、今後採用される機会が増えるかもしれません。

      グッズの方は、まだ決めかねているんですが、タオルと写真集を中心に据えつつ、キーホルダーとクリファはどうするかなぁ・・・と、悩んでいます。

      まぁ、藤井七段もこれまでのほぼ全ての対局後、記者から質問を受けてきたので、慣れたものです。発言はあえて当たり障りのない抑制的な内容に留めて、その代わり、特にこの2日制の将棋では「過激な順」をあえて選んでいました。

      勝負師でありアーティストであり侍でもある。彼の成長をリアルタイムで見届けることができて、ラッキーです。