GPシリーズのCup of Chinaが開幕しました。とりあえず、男子SPはボーヤンとハンヤンの演技のみチェックしておきます。埋め込んだ動画が起動しない場合、「名前」に貼ったリンクから飛んでみてください。「フィギュアスケートYouTube動画Blog」さんもご参照ください(1)(2)。
「ボーヤン」。SPは103.94の1位。期待のシェイリーン振付のプログラム。いきなり、面白い動きが入っていて、たしかにボーヤンのこれまでのプロでは見たことがありません。
つなぎの部分はかなりシンプルに作られている印象。見る人が見れば、「助走とジャンプだけ!」と言うかもしれないですが、そのジャンプの質がめちゃくちゃ高いのだから、他国のなんちゃってクワドジャンパーとははっきり違います。
ジャンプはすべてきっちり決めてくれて、本当に嬉しい!4T-2Tのセカンドがトリプルだったら、110点に迫るスコアが出ていたことでしょう。PCSの44.91は、本来これぐらい出てもおかしくないですよ。
ちなみに、3番に入った2017年のヘルシンキワールドのSPはノーミスだったものの、PCSは40.99で、98.64でした。よくあれで台乗りできたよなぁ・・・と。彼には、不遇のジャンパーで終わってほしくないですよね。
「ハン・ヤン」。92.56の2位。こちらは、ローリー振付のプロで3シーズン目になります。まさに1年前のこの試合で、ハン・ヤンは見事に復活して、解説の佐野稔先生も「大絶賛」されていたのも、記憶に新しいです。
クワドこそありませんが、「それが何だって言うんだ?」という絶品プロ。昨シーズンも良いパフォーマンスでしたが、さらに身体を絞ったのでしょうか?動きがさらにキレているように見えます。
いやぁ、ロシア杯のコリヤダもそうですが、中国の2人の頑張りにも、胸を打たれますよ。質の高いジャンプという部分で決してズルをしないで、プログラムにも独自の個性を出す。これぞ「スケート道」じゃないですか?いいものを見せてもらって、とってもハッピーです。
では、また明日!
Jun
コメント
おはようございます。
私の中ではボーヤンの好感度は以前からめちゃ高いんです。
正しく美しいジャンプ、もっと評価されてほしいと思っています。
SP良かったです。私はこのプログラム好きです。
ところで、将棋ですが、ご飯から興味を持ったミーハーですけど、少しずつ知識を増やし
て私なりに楽しめるようになっています。
『ローソン×斎藤慎太郎八段』で、斎藤八段が、いつか会ってみたい人はいますか?
という質問に、大谷翔平選手と羽生結弦選手と答えていたのが嬉しかったです(*゚▽゚*)
名無しの猫さま
さいたろう先生のローソンインタはかなりの長文ですが、お読みいただきありがとうございます。
この先生は、将棋は強いし、長身でビジュアルも整っていて、奈良出身で柔らかな関西弁でお話をされて、性格も温厚で、詰将棋は作るのも解くのもすごくて、しかも独身で、非の打ちどころが無いですね。実際女性ファンも多いはずで、良い棋士に目をつけられたと思います(笑)。
王座というタイトルを保有していたこともあり、将棋界見渡してもトップ10に入る実力者です。今期は順位戦も調子がいいので、このまま行けば、来年春に渡辺名人に挑戦するかもしれません。
https://www.shogi.or.jp/match/junni/2020/79a/index.html
https://bunshun.jp/articles/-/9740
https://www.shogi.or.jp/column/2020/11/pm3.html
ボーヤンくん髪の毛も脱色してブレードは金で体幹も鍛えて遂に北京オリンピックに向けて走り始めましたね?完全に狙ってますね。表現も磨きがかかってきました。見事なジャンプで見ていてスッキリしますよ。あ〜気持ちよかった‼️
ハンヤンも流れるスケーティングと3回転でも高さ幅とこれぞ男子のジャンプいいですねえ。こういうスケートが観たい。ところで私の少しの試聴ですが中国選手のプレロテジャンプは観たことないですねえとおもいだしました。指導者がいいんですね?
さあさ羽生先生始まりました。今日の和服も素敵👘
羽生先生冬頃減量したと聞きましたけど、abemaの朝の解説で聞きましたが筋トレしてるそうで、そしたら疲れなくなったと…。増田先生もやってませんでしたかね?筋肉はやっぱりいいのかなあ?
斎藤先生のことは私もTLで知りましたよ。✌️
Senninさま
ボーヤンのスケートは、本当に爽快感に満ちています。ハンヤンもジャンプの技術の高い選手ですが、このプログラムを完全に自分のモノにしていて、まさに彼が主役という感じ。いいプログラムは、たとえ3シーズン目でも、見る者に感度を与えることを証明してくれていますよ。
将棋の棋士で筋トレというと、丸山九段が第一人者なんですが、最近はお腹もぽっこりのプロレスラー体型になっていて、ちょっと心配ではあります。マラソンやジョギング愛好家の方が多いかもしれません。木村九段、久保九段、菅井八段あたりが「走る人」というイメージです。