スケアメ(女子SP)感想

スケアメ(女子SP)感想

リザルトは「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。男子フリーの方が先に行われましたが、こっちの方が面白かったので、女子ショートを優先で。

真凜ちゃん。62.74の4位。3Lo-3Tのセカンドが刺さっていますが、ちょっと厳しいのでは?という気がしました。「危ないかな?」と思ったのは3Fの方で、これはしょうがないかなと。

当初の私の想像よりはジャンプは良くなっていると感じていて、むしろスピンの方が、ポジションのグラつきがあったり、やや不安な印象を受けました。しっかり修正してほしいですね。これまでの彼女からは、言葉は悪いですが、「くどいぐらいのナヨナヨ感」が強かったんですけど、この試合の彼女の演技はとても力強くて、スケーティングにスピード感もある。トレーニングの効果は確実に出ていると思いますね。

テネル。61.72の5位。日本勢を脅かすとしたら彼女だと思っていたので、やや意外な結果でした。冒頭の3Lz-3Loのセカンドでミスってスコアは伸びなかったですが、このセカンドループの確率が上がってくると、トップクラスの実力者になると思います。あまり大崩れしないのが彼女の特長でもあるので、フリーで一気に順位を上げて、台乗りする可能性もありそうです。

花織ちゃん。71.29の2位。素晴らしかったです。二日前の「応援企画」で舞依ちゃんの「リベルタンゴ」のエピソードを紹介しましたが、正直言うと、今季の花織ちゃんにとってのこのショートは、それぐらい苦労するプログラムになるのでは?と危惧していました。

でも、まったくそんなことは無かったですね。ジャンプが素晴らしいのはもちろんですが、「柔らかな表現」をモノにしようという努力の跡が随所に見られます。そして、さすがウィルソンが作るだけあって、スケーティングの軌道がかなり複雑で、つなぎの部分での「意外性のある動き」が、見ていて楽しいです。衣装とヘアスタイルも今までの彼女のイメージからガラっと変えた女性らしいもので、「花織ちゃんも大人になっていくんだなぁ・・・」と、微笑ましいですね。

知子ちゃん。73.86の首位発進。ライストで見ていた時は、URを取られるとしたら3Fかなと思っていたんですが、アテンションのみでしたね。真凜ちゃんはアウトで、知子ちゃんがセーフというのはどうなの?という気はします。

ただ、今季のショートは楽曲も抜群に素晴らしいので、スコアを待っている間に私が想像していたのは、「URが無ければ75点を確実に超える」ということでした。おそらく知子ちゃんがスコアを見て首を捻っていたのは、そういうことなんだと思います。全日本でノーミスしたら80点行くかもしれませんよ。

スピン・ステップでレベルの取りこぼしがないのはもちろん素晴らしいんですが、以前もどこかで書いたことがありますが、知子ちゃんの勤勉さや練習熱心さを私がどこに感じているかというと、振付の習得の早さなんですよね。今回も、GP初戦であるにもかかわらず、「ぎこちなく感じる部分」が皆無です。私は、「もっと滑り込んでいけば良くなりそう」という印象を、彼女の演技を見て感じたことは一度もありません。「締切までに完璧な完成品を作り上げる人」。それが宮原知子というスケーターだなと改めて感じました。

テネルの猛追を日本の二人が凌ぎきれるかどうか。そして、真凜ちゃんはフリーも滑りきれるぐらい「タフな女」に成長しているかどうか?この辺りに注目しています。

では、また明日!

Jun

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コメント

  1. ととちゃん より:

    フリーの結果も出ましたが、まだ演技を見れていないので、ショートのみの感想で…。

    真凜ちゃん、確かになよなよした印象は無くなりましたね。選曲もよく、アスリート感が増しました。

    花織ちゃん、時折メイプルが見えますが(笑)
    全体的に表現が柔らかくて引き込まれる演技でした。彼女のジャンプ、とても好きです。

    そして、知子ちゃん。実際危ないジャンプも
    あったかと思いますが、そういったことを超えて、このプログラムは胸に迫ります。泣きそうになるんです。junさんの解説から、ぎこちない部分がないことも一因かなと思いましたが、多分個人的に好きな選手だからでしょうね。

    • Jun より:

      ととちゃん さま

      知子ちゃんは本当にいい演技をしましたね。最初の試合から手抜きなしの全力で向かっていって、ベストパフォーマンスに近いものを表現できる彼女を見ていると、考え方の部分ではエテリ組のスケーターと遜色なく感じます。

      ただ、濱田先生のお弟子さんがみんなそうかというわけでもないので、これは彼女独自のフィギュアスケートに対する向き合い方なんだと思います。世界のトップで戦うアスリートのあるべき姿ですね。