スケカナ(男子SP)感想

スケカナ(男子SP)感想

リザルトは「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。早起きしてライストで見ました。気になる選手を何人かピックアップします。

ジュンファン君。88.86の3位。4SにGOE+2.77。3Lz-3Lo、そして3Aも決めて、いい演技でした。スピンでレベル2が一つありましたが、ほぼベストパフォーマンスに近いんじゃないかと。クワドが2本入ると、90点台中盤に確実に乗ると思いますが、チームとしてはじっくり育てるということなのでしょう。フリーでは4Tを跳ぶので、そちらの完成度を改めてチェックしてみたいと思います。

友野君。81.63の7位。冒頭の素晴らしい4SはGOE+2.91がつきました。こりゃ行けるぞ!と思って食い入るように見ていましたが、3Aでお手つき、ステップがレベル2判定と、いやぁ、もったいなかったですね。ただ、彼の最大の課題はクワドと言っていいので、フリーで2本成功すれば一気に順位を上げることが可能なはず。リバーダンスで一発かましてほしいですね。

キーガン。95.05の1位。3A(+3.31)は、助走は長いですが、ジャンプの質と降りてからのスケーティングへの移行がキレイなのでこれは良いとして、こらえ気味の4T–3Tに+2.71はどうかな?という気もします。ただ、まぁ地元ですからこれぐらいのボーナスは良いでしょう。上半身の動きに工夫が無い点は気になりますが、ベテランの域に達している選手なので、その「動きの無さ」さえも、彼のキャラクターと言っていいかもしれません。

バレエジャンプの高さを見て、JGPファイナルに進出する樋渡君が頭をよぎりましたが、樋渡君の方が意外性のある動きが豊富なので、彼が将来的にキーガンのようなポジションに食い込んでくると面白いのかな・・・と、キーガンの演技後に関係ないことを考えていました。キーガンは、フリーで崩れるイメージがあるので、地元の応援を力にどれだけ踏ん張れるかですね。

ジェイソン。76.46の11位。個人的に、彼のスケートは大好きなんですよ。しかし、クワドの無い構成で、3Aでミスが出ると、スコア的には悲しいことになります。ただ、冒頭の3Fは助走をほとんど取らずにスパっと決めながら、GOE+2.12に留まっているので、よく分かりません。もっとブサイクなジャンプに高いGOEが付いているのになぁ・・・。身のこなし、スケーティングスピード、スピンのポジションと速度、本当に洗練されていて、素人くさい言い方をすれば「プロっぽい」んですよね。まぁ、ジャンプの改良は時間がかかると思います。焦らずにじっくり取り組んでもらいたいです。

宇野選手。88.87の2位。4Fは回転ギリギリかなと思って見ていたら、+3.93ですか。やはり五輪メダリスト級になるとこれぐらい出すんですね。ただ、プロトコルを見てビックリしたのは、4T-3Tのセカンドトウや、3AにURがついていないこと。先週のスケアメのテクニカルは(ネイサン以外には)比較的お仕事をしていた方ですが、この大会もそういうことなのでしょうか。最後のルンバスピンはもはやお約束ですね。本人も修正する気は無いのでしょう。

スケアメの男子と比べて、全体的にいい演技が多かった印象です。フリーもこの調子で頑張ってもらいたいですね。

では、また明日!

Jun

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コメント

  1. ととちゃん より:

    フリーの結果は出ましたが、やっとショートの録画を見返せました。

    キーガン、昨季より良くなった印象です。カナダ人ながらあの音楽と衣装が一昔前のアメリカ人を思わせました。仰るようにベテランの域ですね。カナダ人の観客を湧かせていて良かったです。

    ジェイソンのバレエジャンプやスピンを見ると、本当に綺麗だなと思います。3A、絶対決めなければという思いが、却って失敗に繋がるのでしょうか。長い目で見守りたいです。

    友野くん、新しい衣装がとても良く似合っていて、情感豊かな演技でした。冒頭のジャンプが決められたのは良かったですし、シーズン通していいものになっていく予感がします。

    宇野選手、途中のステップがどうも音楽と合ってないように感じます。後半はよく動いているようですが…。仰るように。最後のスピンはもう、言葉もないです。ジャンプの判定は予想通りでした。転倒しているのに高いPCSを付けているジャッジもいて、彼にはずっとこのままなんだな、と再確認しました。

    • Jun より:

      ととちゃん さま

      キーガンのパフォーマンス自体は良かったんですよね。そもそも、今季はCSのネーベルホルン杯から調子が良くて、今大会もその通りの内容だったと思います。よく頑張っていると思います。

      ただ、カナダやスケカナだけの話じゃないんですが、特定の選手に対してジャッジが「下駄を履かせる」というフィギュアスケートの文化、そろそろやめた方がいいと思いますね。

      「羽生君が引退したらフィギュアを見るのをやめる」という意見をしばしば目にして、私も気持ちはよく分かるんですが、私の場合は、この体質が変わらないままだと、見つづけるのはキツいな・・・というのはあります。正しい技術を持った選手が正当に評価されるようなシステムを構築してもらいたいですね。