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やはり、羽生九段が選んだ戦型は「相掛かり」でした。竜王戦で広瀬八段が採用した相掛かりの形とは異なりますが、今期、後手番の藤井王将が相掛かりをそこまで指していないので、正確な対応が難しいだろうという判断なのでしょう。羽生さんが本気で勝ちに来ていることが分かります。
藤井が選んだ「山水館自家製秘伝の出汁 キジうどん」は、先代女将から引き継がれる名物料理。クセのない優しい味わいが特徴のキジ肉に、キジのガラから出汁、そして野菜のうまみがたっぷり詰まった一品となっている。元々はシイタケとエノキが入っているが、キノコが苦手と公言する藤井のために両方ともに抜いて提供している。
興味深かったのは、お昼ご飯でした。上記引用部分は、スポニチさんの「記事」から。
私は、「キジと言えば桃太郎」という乏しい知識しか無いのですが、名物料理のレパートリーにあるというのだから、普通にお肉の供給があるということなんでしょうね。
羽生さんの「トンテキ定食」も、「もっと高級なの行かないの?」と意表を突かれた方もおられるのではないかと。まぁ、どんなに少なく見積もっても数十億は確実に稼いでいる方なので、タイトル戦だからといって、寿司やウナギをオーダーするわけではありません。「その時に食べたいものを頼む」というスタイルが羽生さんです。例えば、名人戦第一局の開催地として定着している、あの「椿山荘」で、ピザを何回か頼んでいました。
将棋の形勢は羽生さん若干有利で、持ち時間は羽生さんの方が約1時間半ほど多く残している状況です。羽生さんとしては上々の1日目でした。羽生さんがここで踏ん張って1勝1敗のタイに戻してくれると、面白くなるのですが・・・。
では、また明日!
Jun