FaOI2023イン!

FaOI2023イン!

今日はもうコレを取り上げないわけにはいかないっしょ!

まぁ、おそらく皆さまも、「さすがに、SOI全公演出るのにFaOIに出ないってのは、ないべ?」と想像されていたと思うんですよ。むしろ、「インをどこまで引っ張るつもりなのか?」という点を恐れていたはずです。

ただ、羽生さんはもうプロですし、もしかしたら羽生さんサイドから、「チケット抽選開始前に、自分のインを発表してくれ」と要望を出していたかもしれませんね。他の方々はともかく、羽生さんのイン情報に関しては、あの「悪しき前例」に倣わなかったのは、良きことです。

あとは、アーティストですか・・・。昨年はなかなかフレッシュな人選だったので、ぜひそれを踏襲して、若手有望株を発掘していただきたい所。真壁さん、頼みますよ!

メタルジョギング・チャレンジは145日目。QUEENSRYCHEの『Operation: Mindcrime』(1988年5月)です。驚異的な完成度を誇る名作です。アルバム一枚通してストーリーがあって、「15曲・全59分」が一本の映画のように切れ目なく連続しています。いわゆる「トータルコンセプトアルバム」というのは、ビートルズの「サージェントペッパーズ」が有名ですが、本作は映像が具体的に脳内に浮かぶような曲作り・サウンド作りに徹しています。

本作のテーマをざっくり言うと、「組織の犠牲となる個人」ですが、詳しいストーリーは「こちら」をご参照ください。でも、そういうストーリー関係の予備知識を抜きにしても、曲自体が粒ぞろいで、どこから聴いてみても、ハッとさせるようなメロディーや、ジェフ・テイトの高音ヴォイスや、流麗なツインギターや、そして一癖あるスコット・ロッケンフィールドのドラムだったり、聴き所満載です。特に、アルバム冒頭の「I Remember Now」→「Anarchy-X」→「Revolution Calling」とドンドン盛り上がっていく展開は見事だし、10分41秒の大作「Suite Sister Mary」で一度頂点まで到達しつつ、その後も良い曲ばかりで、隙が無さすぎます。

当時、「世界で最も知的なヘヴィメタルバンド」と呼ばれた彼らですが、本作を超える内容のアルバムを世に問うことは叶わず、メンバー間での衝突により、リーダーのクリス・デ・ガーモが抜け、ヴォーカルのジェフが抜け、ドラムのスコットまで抜け・・・と、それこそ飛車・角がいない状態でも、バンドは粘り強く存続。現在も活動を続けています。

実はこれが、現在もいい曲を書いていて、現ヴォーカルのトッド・ラ・トゥーレもジェフの穴を十分に埋める声域と歌唱力の持ち主です。いやぁ、頑張ってほしいですね。

では、また明日!

Jun


にほんブログ村

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)