フル音源は、雪肌精の公式インスタの「こちら」で。
今回のテーマは「徹底的に美しく。」とのことでした。羽生さん自身は「何事も徹底的にやり過ぎて疲れます」というのは、これはもうスケートに限っても、そうなんだろうなぁと納得します。
「自分の中の拘りはなかなか理解してもらえなかったり、伝わらなかったりします」というのも、競技者時代の採点のアレコレを想像すれば、そうだったんだろうな・・・と。でもまぁ、あの界隈の方々の評価に迎合せず、羽生さん自身が自分の美意識に徹底的に拘り続けて努力を重ねてきたからこそ、その価値を正当に評価してくれるMIKIKO先生のような方々と一緒にデカい仕事ができるようになった。「羽生さん、本当に良かったね!」とファンの一人として本当に嬉しく思います。
そして今回は「みやびやかな人たち」と題した、事前に受け付けていた質問に答える形式を取っていましたが、その方がやりやすいですよね。「表現力を磨くためにしたことはありますか?」という質問に対して、「音楽を聴いたり、なにか物語を読んだり感じたりすることが好きで、その世界の中に入り込んで、妄想して、なんとなく身体が動く。でも、表現をするには技術が絶対に必要で、それを磨くために努力している」といった応答をしていました。正確な技術の重要性はかねてより羽生さんも語っていたことですが、ジャンプ偏重の時代が依然として続くスケート界で、そういう部分まで目配りできる後輩が出てくると面白いんですけどね。
では、また明日!
Jun