ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」。お写真は、対局前日の「地元の小学校訪問」時のショットから。
まず1日目のお料理ですが、この「バターライス」足りるの?と、しかも次の第四局は小樽なのに、「ここで北の海鮮っすか?」と。まぁ、藤井竜王も「その時に食べたいものをスパっと選んでいる」のでしょう。
そして、対局前日から面白いエピソードが「中継ブログ」で報じられていたので、ご紹介します。
伊藤七段が飛行機に乗るのは約10年ぶりだそう。「子供の頃、国際将棋大会でベラルーシに行って以来です。かなり久しぶりのフライトです」と話しました。1時間半ほど飛んで、無事に北九州へ着きました。伊藤七段は「ちょっと、耳がキーンとなりました。飛行機に慣れていないせいですかね。特に体調に問題はありません」と語りました。
ベラルーシと言えば、プーチンの子分のちょび髭大統領の国でしょ?と。将棋の交流もあったんですね・・・。現在もいちおう入国自体はできるみたいですが、危険レベル「3~4」となっていますね。
もう一つは、日本将棋連盟理事の森下卓九段の現地入りについて。タイトル戦があると、立会人・副立会人とは別に連盟理事も必ず立ち会うことになっています。
昨日の旧安川邸での検分に姿を見せなかった森下九段。「迷子」の詳細をうかがいました。北九州市出身の森下九段は、竜王戦一行とは別行動をしていました。車で旧安川邸に向かいましたが、道に迷ってしまい、なぜか「八幡製鉄所」(新日本製鉄 八幡製鉄所)に着いてしまったそうです。検分の時間をとうに過ぎてしまい、ホテルへ引き返しました。「北九州は庭だと思っていたのに、お恥ずかしい。もはや1手先も読めません」と話した森下九段。本日は将棋連盟役員として無事に旧安川邸に着きました。
私は北九州の土地勘が無いので、旧安川邸と八幡製鉄所を地図で調べてみると、相当離れてますね(苦笑)。ちなみに、伊藤七段らの空路組とは異なり、藤井竜王は「陸路」から現地入り。小倉まで新幹線でそこから車でしょうか?相変わらず、電車好きっすね(笑)。
将棋の方は互角の形勢ですが、「伊藤七段の攻め、藤井竜王の受け」という展開。しかも、伊藤七段の攻めを藤井竜王がギリギリまで呼び込んで、いつ反撃するか?という、最近の藤井さんのタイトル戦としては珍しいぐらい分かりやすい模様です。
その反撃のための第一撃になりそうな「44手目」を藤井竜王が封じました。おそらく、2日目の午前9時の封じ手開封からバチバチの展開になるでしょうが、超危険な将棋になること必至なので、両者の指し手も慎重を期してスローになるかもしれません。熱戦を期待しています。
では、また明日!
Jun