藤井竜王、本日対局!(竜王戦第三局1日目)

藤井竜王、本日対局!(竜王戦第三局1日目)

ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」。竜王戦中継ブログは「こちら」。両者の対戦成績は、藤井竜王から見て「4勝0敗」です。

スコアの面では、藤井竜王の2勝0敗で、まだまだこれからのはずなんですが、これまでの2局がともに「藤井圧勝」という内容だっただけに、すでに「終戦ムード」が漂っています。なぜそうかというと、伊藤七段が21歳の若手棋士でしかも「AIを駆使した居飛車の最新流行型を好む」という部分が、藤井竜王に対するアドバンテージになっていないのです。

これが例えば、渡辺明九段(39歳)や羽生善治九段(53歳)はもちろん、先日王座戦で戦った永瀬拓矢九段(31歳)にも言えることなんですが、事前研究の段階で「自分だけが知っていて、藤井さんが知らなそうな将棋」を、戦型の新旧・流行状況という基準を入れずにピックアップしているフシがありました。だから、藤井さんが序盤から湯水のように持ち時間を使う展開となり、実際、時間に追われた藤井さんの指し手にミスが出ることがありました。とはいえ、それでも、終盤で逆転することも多々あって、藤井八冠達成に至ったんですけどね。

第三局は、伊藤七段が先手なので彼が戦型を選び、研究をぶつける立場にあります。おそらく「相掛かり」という戦型になると思いますが、藤井さんの研究の隙を突くような「とっておきの作戦」を準備できているかどうか。そこが焦点になることでしょう。

話はガラっとかわって、毎週月火木金はABEMAで麻雀の「Mリーグ」を見ているんですが、コメント欄の荒れ具合に、Mリーグに参加しているプロ雀士の方々がXで苦言を呈するという状況になっています。ABEMAのMリーグや将棋のタイトル戦の放送は「完全無料」が売りになっていて、しかもYouTube Liveのようにアカウント名も表示されないので、ある意味「無法地帯」になっているわけですね。ABEMA側も少ないスタッフでやってるはずで、いちいちコメントへの対応に人員も割けないのでしょう。

「節度あるコメ欄」にするのであれば、放送を有料会員(ABEMAプレミアム)限定にすればいいだけの話なんですが、確実に視聴者は減りますし、大企業があれだけスポンサーに名を連ねているので、「大人の事情」でいまのような放送形態になっているのでしょう。

まぁ、将棋の放送のコメ欄も酷いもので、私自身は「麻雀も将棋もどっこいどっこいじゃね?」みたいな感じで見てますが、いろいろ言われている雀士の方々が気の毒なのは確かなので、あんまりコメ欄は見ない方がいいと思いますね。藤井竜王なんて、ABEMAのコメ欄は確実に見てないだろうし、SNSもやらないし、テレビやネットニュースの類も完全スルーというスタンスです。「自分の写真だけは絶対に見ない」というのも、令和時代の若者とは思えない価値観ですが、そこに「安定して結果を出せている要因」があるのかもしれません。

では、また明日!

Jun


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