藤井八冠、本日「徹子の部屋」登場!

藤井八冠、本日「徹子の部屋」登場!

番組公式HPは「こちら」で。以前、藤井八冠は芦田愛菜ちゃんと「伊右衛門」の企画で対談していたので、今回の「徹子の部屋」も共演?と思っていたら、まったく別枠のようですね。藤井八冠も、様々なイベント・挨拶等で恐ろしいほどの場数をこなしているので、心配はしていません。

羽生結弦さん出演の時も感じたのですが、徹子さんが長年芸能界で活躍されているのは、「若い人たちからつねに謙虚に学ぶ姿勢」にあると感じます。歳をとってくると、「新しいもの」ってなかなか受け入れられなくなるんですよ。食の好み、聴く音楽、映画・ドラマ・漫画・ゲーム、将棋の戦法、自分の慣れ親しんだものにすがっていた方がラクですからね。でも、それだと確実に老けていくことを、私自身実感するので、何か新しいものを日々の生活に採り入れることは意識したいと思っています。

話替わって、昨日から読み始めた本です。「単行本」で購入しました。この著者って、書いてる本のジャンルが広すぎて正直どうなんだろう?と思っていたんですけど、70ページほど読みましたが、とても面白いです。

この本のソースは基本的に海外の学者の英語文献が大半で、その意味では、大学院生や学者の書く学術論文のように根拠がしっかりしています。ただ、そんな中に、夏目漱石や芥川龍之介、中島敦のような明治以降の文豪の作品の一節がチラっと出て来たり、あるいは、ヒンズー教の聖典が引用されたり、著者は私と世代的にかぶっているのですが、読書遍歴の幅広さにビックリしました。本物の知識人って、こういう人を言うのでしょう。

学術論文の場合、専門外のしかも文学作品から引用したりすると、指導教授や査読者から注意を受けること確実なんですが、でも、彼が自称する「サイエンスライター」ならば、その辺り自由に書けますからね。学術的だけど、とても読みやすい!

本の内容としては、「不安」「怒り」「孤独」といった感情のメカニズムを、比較的最近の科学的業績に依拠しながら考え、それをどう「克服」するかという話です。

「自分は病んでいる」と感じて、本を読むことに救いを求めるとして、いわゆる自己啓発系の本がこのようなテーマを語る場合、「他人の目なんて気にしなくていいんだよ!」的なお説教風味にお茶を濁すことがほとんどなんですが、この本の切り口はまったく違います。最新科学に「救い」を求めたらどうなるか?という感じですね。読了したら改めてレビューしたいと思います。

では、また明日!

Jun


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