「KISS & CRY 羽生結弦 ーTHE STAGE 3ー」(1)

「KISS & CRY 羽生結弦 ーTHE STAGE 3ー」(1)

2024年4月3日発売。定価「1,430円」。羽生さんのプロ転向後のキスクラ・オンリー本については「こちら」も参照ください。

今日は、写真の構成と特徴についてまとめておきます。個々の写真に撮影者のクレジットは無く、目次に坂本清さんの名前もあるものの、どのお写真かは不明です。

(1)notte stellata 2024(4~31頁)

写真については基本的には「見開き2ページ」のレイアウトで、Danny Boy(4~5頁、12~13頁、14~15頁)、notte stellata(6~7頁)、Carmina Burana(8~9頁、10~11頁)、フィナーレ(16~17頁、18頁、21頁)、ジェイソンのインタ内での2020年4CCでのジェイソン・ゆづ・ジュンファンの3ショット(23頁、羽生さんの衣装はホプレガ)と、こんな所です。

(2)RE_PRAY(32~44頁)

こちらの写真は、三毒様(32~33頁、34頁)、いつか終わる夢(35頁)、破滅への使者(36~37頁)、あの夏へ(38~39頁)、春ちゃん(40~41頁)、水色パーカーでハイドロ(42~43頁)、スクリーンをバックに黒パーカー姿(44~45頁)という並びです。

他にコラムの中でシェアプラやレミエンのショットもありますが、初出ではない感じなので、割愛します。

太字にした衣装が注目点かなと思うんですが、例えば、表紙に採用されている「Danny Boy」は4~5頁と同じものだったり、裏表紙の三毒様は34頁と同じだし、水色パーカーのハイドロは目次でも使われているんですよ。これは小言の一つも言いたくなります。

というわけで、ガチの写真目当てだと、ガッカリ要素が多いです。写真自体は悪くないんだけど、次回もこの感じだったら、正直購入は見送るかもしれません。だって、秋以降の話にはなりますが、ノッテはオフィシャルの写真集セットが出るだろうし、神カメラマンたちの個人名義の写真集も出ますからね・・・。

コラムとインタについては、明後日以降に見ていくことにします。

メタルジョギング・チャレンジは184日目。LINKIN PARKの『Hybrid Theory』(2000年10月)です。本作は彼らのデビューアルバムですが、全世界で2,000万枚以上を売り上げたメガヒット作です。2000年代を代表するロックバンドの1つですが、実は私が彼らのアルバムを聴くのは初めてです。

以前ご紹介したラップメタルの代表格のLimp Bizkitのデビュー作が1997年発売で、明らかにその音楽性がベースになりつつも、Linkin Parkがヒットした要因としては、ヴォーカルを2人並べて、1人はクリーンボイス(歌メロ)担当、もう1人をラップ担当と役割分担して活動した点でしょうね。

2曲目の「One Step Closer」はまさにそのスタイルの名刺代わりの一曲。ヴォーカル2人体制という彼らの影響は2000年以降に登場するメタルバンドにもどんどん浸透するんですが、メタルの場合、「クリーンボイス」と「デスボイス」の2枚看板が多く、「クリーンとデスを一人で担当」するバンドもありますが、Linkin Parkのように「クリーン」と「ヒップホップ」だと、メタル的にはポップすぎるんでしょうね。

8曲目の「In the End」はさすがに知ってました。歌メロがキャッチーなだけでなく、ほどよくヘヴィな音像にまとめることで古臭さを感じず、当時の世界中の若者の心を鷲掴みにしたんだと思います。巧くやるもんだなぁ!と、好き嫌い関係なくこのセンスは認めないわけにはいきません。

しかし、クリーンボーカル担当のチェスターが2017年に亡くなり、バンド活動はストップ。活動再開の可能性はあるようですが、これだけビッグなバンドなので、なかなか簡単に「後任を入れて復活」とはならないのでしょうね。

では、また明日!

Jun


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