家電量販店かよ!的なジムの光景。

家電量販店かよ!的なジムの光景。

土曜日の朝はちょうどMLBのドジャース・パドレス戦に合わせてジムに行きまして、15台あるトレッドミルの前にそれぞれ20インチぐらいのTVが設置されているんですが、半分ぐらいのTVでMLBがついてまして、まるで家電量販店のテレビコーナーみたいになってました。そういえば、お店のテレビコーナーってなぜか同じチャンネルの番組を流してますけど、あれはテレビのサイズ比較というか、そういう意味があるんでしょうか。

耳は音楽なんで、メタルを聴きながら野球を観て走ってたわけですが、ダルビッシュは好投していただけに打線の援護が無くて気の毒でした。一方、ドジャースは山本を5回で引っ込めて、そこから小刻みな継投作戦。「大丈夫なの?後ろのリリーフ陣で抑えきれる?」と日本人の視聴者は全員思っていたはずですが、ドジャースのリリーフ陣の「ぜったい抑えてやる!」という鬼気迫るピッチングも素晴らしかったです。

大谷4タコ、ベッツ3タコでもしっかり2点取れるという打撃力の差が勝敗を分けましたかね。てか大谷さん、20打数で10三振はあまりに多すぎるので、1番での起用はどうかと思いますけども。

メタルジョギング・チャレンジは208日目。QUEENS OF THE STONE AGEの『Songs For The Deaf』(2002年8月)です。ジャンルとしては「ストーナーロック」なんですが、サウンド面のガレージ感・アングラ感にポップな分かりやすさも加味したサウンドが個性的だなと思います。

Vo兼Gtを務めるバンドの頭脳と言えるジョシュ・オムは、もともとKYUSS(カイアス)というバンドのギタリストで、ストーナーロック界のカルト的存在でした。ストーナーロックって何?というと、「wiki」にもありますけど、Blue Cheerの名カバー「Summertime Blues」が元祖としてあって、この埃っぽくて荒々しいサウンドがマニアックな界隈では受け継がれていって、Black Sabbathを通過した後、様々な形で進化していきます。

90年代後半あたりからストーナーロックは色々と注目されるようになったんですが、私自身はもっと重くてスローな音の方が好みで(「ドゥームロック」と言われる音楽がそんな感じです)、そこまでハマることもなく、このバンドも完全にノーマークでした。

で、いまこうして聴いてみて、たしかに「You Think I Ain’t Worth A Dollar」は地を這うようなギターサウンドがまさにストーナー!って感じなんですが、こういう曲ばかりを揃えればラクにアルバムを作れそうな所を、いろんなタイプの曲が次から次へと飛び出してくるので、作曲の幅が広いなぁ!とビックリでした。

いろいろ取り上げたいんですけど、特に「No One Knows」はなかなか面白い曲で、うわーずいぶんポップだな!と肩透かしを食らいつつも、結局中終盤で荒々しくまとめてくるので、巧く作るもんだなーと。個人的にド直球で好きな音楽というわけでもないんですが、この才能は認めないわけにはいかないですよ。2月に来日していて、いい感じで歳を重ねた親父バンドになってますね(笑)。

では、また明日!

Jun


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