昨日の記事では、「Ice Time Podcast」からジェイソンのインタをご紹介しましたが、実は、読者さまからのご指摘で、キャノンの特設サイトでも野口さん取材によるジェイソンのインタが2月22日にアップされていたようです。
内容的には、クリケット加入の経緯とクワドの練習の部分は若干かぶってはいますが、重複していない内容もあるので、お時間があればどちらもチェックしていただくと良いと思います。ちなみに、ポッドキャストの方は1時間の内容ですけど、日本語訳の部分だけを拾えば分量的にはそれほど多くありません。
キャノンのサイトの方はすぐに読めると思いますので、以下、ポッドキャストから、2点ピックアップしてみます。
(1)フリーの時間が短縮された影響とは?
「振付を作っている段階では大変だった」と語っています。「ジャンプの要素が一つ減ったけれども、ジャンプにかかる時間は5秒ぐらいになる。でも、一度作ってしまったプログラムを滑り込むことで身体を慣らしていき、有酸素運動で身体を鍛えて対応するようになった」ようです。
ただ、結局、ジャンプの前の助走の短さが採点面でプラスになっているかとういと、現状ではまったくそうなってないですよね。つなぎスカスカで助走たっぷりでも、ジャンプに加点はつくし、PCSも盛り盛りされる。そういうことを考え出すと暗い気持ちになりますが、でも我々ファンとしては、たとえスコアに反映されなくても、助走を短くして質の高いジャンプを跳び、魅力的なつなぎを豊富に含んでいるスケーターを応援していきたいですね。ジェイソンは間違いなくその部分で努力をしている選手ですから。
(2)日本で英語を教えたい!
「まずは大学を卒業すること」。その後は、「本当に、本当に、日本で英語を教えたいです!」と熱弁しています。
ただ、この話を聞いていると、例えば大坂なおみさんのお父さんみたいに、ガッツリと日本に住んで英会話教師を何年もやる、という感じではなさそうです。「1年か2年ぐらいになるかもしれないですけど」ということなので、チャンスがあればというプランのようです。
「何年か先生をやったらショーにも出たい」「コーチングに関しては、子どもたちにスケートを教えたいとは思っています。僕はプロフェッショナルを教えるコーチではないと思うので・・・。でもその思いも今後の4年で変わる可能性もあります」
まぁ、採点のアレコレを現役選手として目撃しているわけで、そう言いたくなるのかな?と勝手に想像しますが、「プロを教えるコーチではない」と答えた彼の真意は分かりません。
以前、たしかNHK杯のコーナーで、三原舞依ちゃんが「将来は中野先生のように」と答えていたことを思い出しましたが、「自分もオリンピアンを育てるような名コーチに!」という意図ではないような気がします。舞依ちゃんが、中野先生から教え、先生に導いてもらったことを自分も継承していきたい、ということなんだと思います。「教育者を目指す」という点で、舞依ちゃんとジェイソンは共通しているのかもしれません。
ポッドキャストの方で、ジェイソンは、ユヅは凄い!ダイスケも凄い!マオも凄い!と褒めちぎっているので、私からすると「本当に?」という気がしないでもないですが、そこが彼の人としての優しさであり、ややもすると、いまいち選手として突き抜けられない所なのかなと。
現状、男子のシニアスケーターでは、羽生君を別枠とすると、個人的にはボーヤンとジェイソンが好きなスケーターではあるので、頑張ってほしいんですけどね。
では、また明日!
Jun
コメント
ジェイソンも舞依ちゃんも、まだ何の色もついていない子ども達を一から教えるのに適しているように感じますね。例えばオーサーのように、戦略を練りつつ勝てるスケーターを
育てていく、といったタイプにはならない印象です。
ジェイソンの誰に対しても示す尊敬の念は、
多分本心なのでは?ただ、無良くんの現役時代にも感じていましたが、いい人過ぎて 勝負師になり切れない部分があるように思います。十人十色でいいのですが、折角のクリケ入りを機会に突き抜けて欲しいですね。
ととちゃん さま
そもそもブライアンも、プロスケーターとしてまだ活動していた頃に、ヨナの母から「いますぐコーチになってくれ!」と懇願されて、コーチ業に専念するようになりましたよね。
ジェイソンも舞依ちゃんも、まだ現役選手としてバリバリがんばってもらわないといけませんし、プロスケーターとしても才能を発揮してもらいたいです。
そもそも彼らがコーチになる頃、フィギュアスケートのルールはまた大きく変わっている可能性もあります。AI導入はされているのか?あるいは、旧態依然としたままなのか。一寸先は闇ですね。
こんにちは
更新ありがとうございます
ジェイソン君はATLやりたいのかもしれませんね。日本政府が募集して公立中学に派遣される英語教育のアシスタントです。
うちの子が中学生の時、オーストラリアの若い女性が来てまして、運動会や校内合唱コンクールにも参加して楽しそうでしたよ。
中学教師の従姉によると待遇(住居、給料)もかなり良いそうです。
ジェイソン君はソチ五輪団体の銅メダリストだし、以前から日本文化に興味があることが知られてますから有利かもしれません。
すいません、Assistant Language Teacher(ALT)でした。
ジェイソン君は明るいキャラでいい子だから子供の相手には向いてそうな気がします。
スケートでもそうです。
残酷な言い方だけど、競技をよく知り、年長になるにつれ、自分の限界みたいなものは自覚せざるを得ないのかなーーなんて思います。それでも競技を続けてくれる選手は素晴らしい。
みつばちさま
まとめてこちらに。
ALTは、おそらく大学卒業とある程度単位・資格は必要になるはずで、現役引退後に数年がかりという感じになるでしょうね。
でも、しっかりとした目標を持っているというのは素晴らしい。
私は、アスリートがバラエティ番組で芸人にいじられたりバカなことをさせられるのを見たいとは思わないので、やっぱり一流のスケーターはちゃんと考えているのだなぁと改めて感心しました。