今回のスポーツ新聞各紙の気合いの入れ方は、凄まじいですね!オリンピック連覇の時は、他の競技も開催されていたのもありますが、「なりふり構わないゆづ尽くし」という紙面ではなかった記憶があります。
雑誌だと、スケ連の息のかかったライターもいて、注意すべき地雷雑誌も散見されますし、地上波もフジは小倉とか負のオーラを全身から発していて酷いですよね。そこにきてスポーツ紙は、デイリーだろうがトウチュウだろうが、そしてニッカンだろうが、競うように「ゆづ度MAX」のお写真で紙面を賑わせている。現状、スポーツ新聞にとってのドル箱スターが羽生さんで、お得意様がゆづファンということが確定しているようです。
ワケのわからない闇の組織の圧力による「忖度紙面」ではなく、「売れるから!」という単純明快な理由でここまでやってくれるのだから、 実にわかりやすい。昨日も指摘しましたが、スポニチの岡崎真氏のコラムも好意的だったり、「いまや、スポーツ新聞こそが、羽生結弦応援団!」と言ってもいいかもしれません。
・スポニチ→実は、2月10日の紙面は、スポニチにしては控えめ。しかし、一面の見出しの右の所に「明日フィギュア特大写真掲載」と予告しています。小海途神という素晴らしいカメラマンもいますし、この「2日連続方式」で、スポニチは独自性を出していますね。
・報知→高木恵記者と矢口亨カメラマンという強力コンビを擁する報知は、安定感があります。SEIMEIとホプレガの連続写真はスポニチには無いので、偶然なんだろうけど、方向性の違いは面白いです。
・ニッカン→あのニッカンが・・・と、かつての黒歴史時代を知る者として、この路線転向は感慨深いです。「デカ結弦」というのは、きっとあまり慣れてない人が書いたのだろうな・・・と微笑ましいです。
・サンスポ→同じ94年組の炎鵬と羽生さんの記事が隣同士にあって、嬉しかったです。サンスポもこれだけやってくれているので、「フジサンケイグループ」と一括りにできないですよね。大判の裏表のショットは、共同通信から写真を借りているようで、そこはちょっと残念です。
・東京中日スポーツ(トウチュウ)→いちばん素晴らしかったスポーツ紙を最後にご紹介します。中日スポーツの東京版が「東京中日スポーツ」で、この2枚目と3枚目は裏表になってるんですが、デカいだけじゃなく紙質も分厚くて、写真もメチャいい!お写真には「木戸佑撮影」とクレジットがされていて、中日新聞写真部の「ツイ」にも写真がアップされています。
中日新聞のHPの「写真特集」に今回の4CCの写真が見られるんですが、クリアでドンピシャなショットばかりで、小海途さんや矢口さんの写真に勝るとも劣らないクオリティです。中日新聞・(東京)中日スポーツは、「中京方面でしょ?」という先入観があったのですが、今後も要チェックだと思います。
では、また明日!
Jun
コメント
全紙は買えなかったけど、ついつい乗せられて買ってしまいました
ただ、羽生くんさえアップで出せばいいと言うのはね…
そりゃかわいいので大画面で見たいですけど(#^.^#)
ただ、スポーツ紙は見たくないお写真が多くて困りますね
何だかんだ言っても、買っちゃうのはハズレが無いからでしょうか?
カメラマンも競ってるように思います(^_^)
被写体がいいって嬉しいですね
明日も楽しみにしています
おのさま
スポーツ新聞は、中年のおっさんの私から見ても、「今どきこんな記事どこに需要あるの?」というのもしぶとく生き残っているんですけど、でもよく見ると、「羽生さんの記事の裏にはなっていない」と思います。そこは配慮しているようで、保管の問題にはならないかと。水泳の飛び込みの男の子とか、競馬のミシェル騎手とかが裏になっていましたかね。
今回は中日スポーツの出来が良かったですが、ワールドは宇野選手も出ますから、ここまでやってくれるかは不明です。
電車内でスポーツ紙を広げるおじさんも、めっきり少なくなってますものね。そんな中で載せれば売れるコンテンツは正に救いの神なのでは?
最初の羽生フィーバー後、スポーツ紙締め切り間際の舞台裏をテレビで特集していましたが、確か 一面で羽生選手とバドの桃田、奥原を同載するか揉めていた記憶が…。結局同載してましたが、今ならバッサリでしょう。
レイアウトも、あの頃から変わってきてスタイリッシュになってきていますね。
かく言う私は、どれも手に出来ませんでした(涙)。気づいた時には在庫切れ…。始動の大切さに気づき、代わりにマガジンをポチりました(笑)。
ととちゃん さま
いまは、本当に電車で新聞を広げる人はいなくなりましたね。かつて色々言われていたマンガ雑誌もいまは電子書籍で読めますから、電車の中はみんなスマホかタブレットですよ。
私の中では、紙で欲しいものと、電子書籍でいいやというものははっきり区別していて、そんな中、ゆづファンは、羽生さんに関するものなら、新聞だろうが雑誌だろうが書籍だろうが、基本的に「電子書籍という選択肢はない」購買層ですから、出版社的には貴重なお客様です。
マガジンは2/18ですか・・・。山口さんの本のレビューをしていると、マガジンの新刊に間に合わないので、先に本だけは読んでしまおうかなと思います。