リザルトは「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。お写真は「毎日新聞写真部」のツイから。
演技後のインタビューを見てから、これを書き始めています。
率直に言って、ネイサンの演技が素晴らしくて、かりに羽生さんがSP・フリーともにノーミスだったとしても、この335.30に勝っていたかは分からないので、羽生さんのモチベーションがプツっと切れないかどうか心配でした。
しかし、修造さんによるインタビューで、まったく気持ちが切れていない所に、羽生さんのアスリート魂を見た気がします。あなたはもうオリンピックを連覇したレジェンドで、いつプロスケーターに転向してもいい存在。でも、今回これだけの大敗をしても、なお「自分はもっと進化できる」と信じて「練習したい」のだと。自分自身をぜんぜん諦めていない。誰よりも自分の可能性を信じている。だからこそ、あれだけ美しい4Loと4Lzを決めきる集中力と胆力があったのだなと。
これから、マスコミやらアンチやらが、「ネイサンの時代だ」「羽生はオワコン」等々、今季のネイサンの演技をまともに見ていない人ほど、口々に言うでしょう。成功を収めた人が「転落」した姿を見るのが、この方々は大好物だからです。
一瞬でも、「羽生さんは続けられるだろうか・・・」と思った自分が恥ずかしくなりました。
負けた時こそ、どう振る舞えるか。言い訳はしない。勝者を称える。フラワーガールがキスクラに持ってきたケーキも断ってましたね。ある意味で、五輪連覇を果たした時よりも、今日の羽生さんはかっこよかったし、彼のスケートへの愛は本物だと思いました。
実は、プロトコルはまったく見ていません。加点はどうだったか。PCSはどうだったか。各ジャッジはどうだったか。そんなことよりも、今日の羽生さんは、ただただ、かっこよかった!もう、その一言に尽きます。
なんだか、かっこよかった、かっこよかったと何回も書いていると、そのまま号泣しそうなので、この辺りでやめておきます。
さいたまでのOriginも良かったけど、このトリノでのOriginも素晴らしかった。魂の演技でした。ブリちゃんも間に合わせてくれてありがとう!
さあて、全日本、気合い入れて応援してきます!
では、また明日!
Jun
コメント
プロトコルは見ない方がいいですよ
色々ムカついて眠れません
しかし羽生くんのファイト溢れる演技は素晴らしい
心に残る演技でした
ネイサンとあんなに差がつくほどですかね?
申し訳無いのですがネイサンの演技はSEIMEIを越える程の演技とは思えません
ワールド4A決めたら
あっさり引退してしまうのでは?と
そうなったらそれでもいいと思います
羽生くんが頑張れば頑張るほど
ジャッジから厳しくされる気がします
ま、ファンだからでしょうか?
毎回ファンで良かったと
誇らしく思える選手と思います
おのさま
一夜明けて、プロトコルを見ています。
加点については、そこそこもらえてるなと感じますが、一部のsageジャッジの恥知らずな採点には呆れますね。謹慎じゃなくて、永久追放せいや!と。
まぁ、少しずつ全日本に向けて、我々も気持ちを前向きにしていきましょう。羽生さんが頑張ってくれたのは事実ですからね。
こんばんは
本当〜にカッコ良かったですね!
興奮で眠れません。
本当にこの点数差で絶望的にならないか心配になりますが、その度にこの人はアスリートだなぁと感心します。
来期もモチベーションもつのかな?ってまたまた心配してしまう私ですが。
落ち着いてましたね。
自分でやるべき事はやり遂げましたね。
こんなに心打つ選手は初めてです。
こんなにスケート愛してる人いたかな?って感じです。
羽生オワタアンチは必ず出るでしょうからうざいですね。
ネイサンは体操競技としては凄いと思いますよね。
マリィさま
ネイサンの335.30に対して、羽生さん本人は40点差とは思ってないですね。スケカナの322.59との差、つまり13点差として見ているなと。
もちろん、会見でそんな言い訳じみたことは言わないですが、心中ではそう感じているはず。今回の結果・課題をトロントに持ち帰って、チームでしっかりミーティングすることでしょう。
そもそも、SPでのブリちゃん不在に始まり、本来は予定ではなかった4Lz込みの構成を断行して、よくクワド5本決めきったと思います。立派でしたね。
初めてコメントさせていただきます。私は羽生くんも好きですが、ネイサンの特にステップが好きです。数々の羽生くんファンの方のネイサンへの感想を読んで少し悲しくなっていたのですが、こちらは演技が素晴らしいと言ってくださっていてとても嬉しかったです。彼らはお互い必要な存在だと思うので、これからも切磋琢磨していってくれればと思います。
長文失礼しました。
カホさま
はじめまして。コメントありがとうございます!
人間、好き嫌いあって当たり前なので、「ネイサンのスケートを認めないゆづファン」も、「ネイサンのスケートを良いと思っているゆづファン」も、いろんな方がいて当然だと思っています。それだけ世界中にファンがいるので、過激な人からライトな人まで、いろいろいますよね。
だから、カホさん、どうか悲しくならないでください。自分が良いと思った選手を応援する。それが一番ですよ。
junさんの言葉にまた泣きそうです。
一昨日から昨日の羽生選手に、私は「ザ・羽生結弦」を見たような気がします。
4A挑戦しかり、滑り込めてはいない構成への挑戦しかり。そしてそれを未来に繋げる形で成し遂げた姿に、文字通り魂を揺さぶられました。
挑戦と遂行、勝者への惜しみない賞賛…こういう風に生きてきた人なんだ、と、今更ながら「羽生結弦」の「核」のようなものを感じたのです。junさんの仰る通り、本当に、ただただかっこいいです。
その上まだ終わりじゃない。まだまだ先まで挑戦の姿勢を見せてくれている。私達ファンは本当に幸せですね。
2位でしたが、自分自身の力で素晴らしい誕生日にしたと思います。あれが羽生結弦第2章のスタートだったと、きっと後になって振り返られる記念すべき日になったと私は思っています。
ととちゃん さま
いろいろあったけど、よく頑張りましたね。フリーであれだけの超人的な演技を披露しながら、怪我なく終わったことを、まずは嬉しく思います。
羽生さんは、「ISUから引退勧告を受けている」なんて言う人もいますが、本人は「もっと練習したい!」ですからね。
ISUと戦った先輩といえば、やはりプルさんが真っ先に脳裏に浮かびます。羽生さん、あなたの永遠の憧れはプルシェンコなんだな!と。
プルさんの背中を、マッシュルームカットの頃から追い続けて、五輪連覇を果たした今でも、まだ「背中」を追っている。
N杯の時に「9歳の自分と戦っている」とコメントしていました。それはマスコミ向けの部分もあって、「おまえ、まだまだだろ」と激を飛ばす存在は「一人」だけではなく、「9歳の自分」と「プルさん」なのかなと、勝手に想像しています。きっと彼なら、「まだまだやれるだろ?」と言うでしょうね。