世界ジュニア(男子SP)感想

世界ジュニア(男子SP)感想

リザルトは「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。

駿君。79.30で5位。動画を見るとよく分かりますが、ステップのレベルが速報ではレベル3でしたが、最終的にはレベル2に下げられています。3Lz-3Tのセカンドも、駿君にしてはやや堪え気味ですが、ただ、3Aの加点は増えていました。シーズンベストですし、十分な出来だと思います。J5の日本ジャッジも良い点を出してくれています。日下コーチもSPだからか、まだ大人しかったですね(笑)。

鍵山君。85.82で1位。少し背が伸びた?と思えるほど、演技が大きくなっています。もっと手や腕の使い方がワチャワチャしていた印象だったんですけど、操先生にブラッシュアップしてもらったのかもしれませんね。ジャンプについては、ルッツはアテンションで済んでいますが、まぁ、気にはなります。駿君と同様にコンビネーションのセカンドが危ない感じはしましたが、きっちり降りました。

スケ連の推し選手と囁かれてはいますけど、私は昨シーズンから彼の試合はほぼ全試合見ていますが、スコアの上げ幅はともかく、演技自体は大人っぽくなってきていますよ。フリーで他の選手の猛追をかわせるかどうかですね。

モザリョフ。84.31の2位。この選手はロシアのジュニア勢の中で、とびきり才能があるとは思えないんですが、成績はとにかく安定しています。「wiki」でも明らかなように、今季のJGPシリーズは2戦2勝。しかし、ファイナルで駿君に敗れて銀メダル。ユース五輪も鍵山君に破れて銀メダル。このタイトルは欲しいと思っているはずです。

「この曲かああ!」と、動画を見て、ウチの読者様なら思い出されたはず。何度も言いますが、選曲で明らかに損しているんですが、しかしジャンプをすべて決めて、しっかり84点出すところは立派です。

トルガシェフ。81.50の3位。アメリカ代表の18歳。2シーズン前の名古屋のファイナルに来ていたので、この選手もジュニアが長いですね。

こちらの動画、音がけっこう割れていてすみません。助走が長くて構えも大きい3Aはともかくとして、3Lz-3Tと、3Loは上手に決めているので、やっぱり北米の選手はアクセル苦手なんだなぁ・・・と。スピンがトラベリング気味だったり、ステップで勢い余ってフェンスにぶつかりそうで冷や冷やしますが、全体としては、ジュニアっぽさの無い力強いスケートという印象を受けました。

SPでクワドを入れられないジュニアでは、完全にフリー勝負です。ただ、ジュニアのタイトルはあくまでも通過点。シニアでも通じるような、伸び伸びとした攻めのスケートを期待しています。

では、また明日!

Jun

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コメント

  1. Fakefur より:

    さすがに最終戦だけあって、レベルが高いですね。

    駿君は、スピンとステップのとりこぼしは残念でしたが、シーズンベストでしたし、回を追うごとに動きが柔らかに洗練されていますよね。和顔の駿君がオシャレなフランス映画のシーンを軽快に踊るのを見るのが好きです。フリーは攻めて攻めて、GPFのような大逆転!頑張ってほしいです。

    鍵山君はもうシニアの演技ですね。苦手だった3Aを克服して、加点が奇しくも駿君と同じです。自信がついて勢いがあるとこんなにレベルが上がるものなのですね。フリーはまたすごい演技をしそうで、楽しみです。

    モザリョフの音楽はSPもFSもとにかく酷いですよね。霊媒師のささやきのようなイミフな音楽といい、イーグルからカチカチの3Aといい、ダサさが満載なんですが、動き自体は前より柔らかくなってきているような。ツッコミどころ満載で、今期は楽しませてもらったんですが、面白さはチャンピオンに期待するものではないので、日本男子にはワンツーを飾ってもらって、シニアにステップアップしていただきましょう!

    • Jun より:

      Fakefurさま

      駿君は「ジャンプの人」、鍵山君は「総合力の人」みたいな言い方をされますが、駿君はスケーティングも上手くなっているし、所作も滑らかになっていますよね。そりゃ、羽生さんの全てをお手本にしているのですから、さらに上手になるはずです。

      すでに、男子は最終順位が出ましたが、まぁ、ジュニアの試合はあくまでも通過点。3枠取りましたし、見事に後輩にタスキをつないだと思います。2人ともにシニア挑戦を表明していて、実力的にも十分に戦っていけると私も確信しています。切磋琢磨して頑張ってもらいたいですね。

  2. ととちゃん より:

    モザリョフの曲では音ハメは無理ですね。最後のスピンなど、何に合わせて回っているんだろうと思います。でも、ジュニアで世界2
    位を保っているのはすごいですね。

    駿くん、素人目にもスピンが残念でした。足が上がりきっていなかった印象が…。対して鍵山くんは、全部レベル4でしたか。上半身の動きがとても良いと思いました。

    大会のレベルが高く、上位がひしめき合っていますが、フリーでどう突き抜けるかですね。構成が高くても実施出来るかは別物ですから、鍵山くんは充分トップを維持できると思います。対して駿くんには ファイナルのように4Lzを成功させて巻き返しを期待しています。

    • Jun より:

      ととちゃん さま

      おっしゃる通り、スピンははっきり駿君よりも鍵山君の方が上ですね。駿君も賢い子ですから、スピンの重要性は痛感したはず。尊敬する羽生さんが、何よりも世界屈指のスピナーでもあるので、しっかり研究してトレーニングに励んでほしいです。

      男子はすでに競技を終えていますが、それぞれのスケーターが課題を持ち帰るきっかけとなるような、良い大会だったなと。テッドさんの実況・解説はいつも温かいので、来季もジュニアの試合は見たいなと思います。