スポニチ・報知プレーバック企画(4/5)

スポニチ・報知プレーバック企画(4/5)

まず、スポニチの2日目から。今日は、N杯とファイナルをプレーバックしたもの。ド迫力のN杯のOtonalは、スケートの神をカメラの神がしっかりフレームに収めた、渾身の一枚。後述の報知と比べると、スポニチの方がサイズが大きくて、今日の写真はスポニチの勝ちでしょうか。ファイナルは、スコア表を見るだけでも不愉快になりますが、この出来事も羽生さんにとっての「学び」になっていることは間違いありません。

さて、こちらはスポニチから一日遅れで連載がスタートした報知。1日1試合で計6日間の連載のようです。「ペン・高木恵、カメラ・矢口亨」としっかりクレジットがあって、「未発表フォト」と「書き下ろし」で振り返るという主旨で、なかなか気合いの入った企画です。

昨日のスポニチで取り上げられたオータムでの羽生さんのコメントと、報知のそれとでは、まったく違っていたのが興味深い。

スポニチでは「今は、四回転半をやるために生きている」という部分にフォーカスされていましたが、報知の高木さんの引用したものは少し違います。

やればやるほど『もっとここ、できるな』っていうのを感じますし、とにかく今を一生懸命生きているっていうか。今を一生懸命、すごくトレーニングしてきて、『ベスト』とは言い切れないかもしれないですけど、ベターな自分に毎回毎回更新できるようにっていうのは考えてやっています。

おそらく、私は、「マガジン」あたりで何気なくこの言葉を目にして、なんとなく分かった感じではいました。しかし、いまが「平時」ではないからこそ、ベターな自分って何だろう?と考えさせられます。もちろん、高木さんは「いま」と絡めて紹介しているわけではないのですが、羽生さんの言葉は、それだけ普遍性があって、パワーのあるものなんだなと感じます。

スポニチは写真が相変わらず素晴らしい。報知は写真だけでなく、高木記者が一味違った視点で今季の羽生さんを振り返ってくれそうな期待感もあります。

では、また明日!

Jun


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