2020年12月1日発売。定価「1,300円」。出版元の婦人画報のHPで「チラっと」紹介されているので、ご参照ください。他にも、婦人画報のサイトには「羽生さん関連の良質な記事」が何本も掲載されていますので、この機会にぜひどうぞ!以下、ざっと記事の印象をまとめておきます。
・全10ページの企画で、見開き2ページ(写真は4~5枚)で2シーズンずつ振り返る内容。写真はアフロ・ゲッティからで、テキストは中谷ひろみさんが担当。
・このように書くと「各プログラムを紹介するだけ」というありがちな企画をイメージしそうですが、読み応えのある重厚な文章です。通底するテーマは、『夢』。羽生さんにとっての夢とは、「人生をかけて叶えるもの」であり、その「有言実行の歴史」が2010年から綴られています。
・おそらく編集者も執筆者も意図していないでしょうが、ちょうどN杯で若い選手が活躍した直後ですから、羽生さんの歩みをいまいちど振り返るという意味でも、なかなかタイムリーな企画だなと思いました。
・たとえ怪我があったとしても、ダラダラと停滞することは一切なく、明確な目的を持って、つねに進化を遂げてきた羽生さん。個人的に、「そんなに生き急いでどうするの?」と心配することもあったぐらいなので、いま沈黙を貫いていることは、彼の思いを様々に想像させられますね。
というわけで、あまり記事の説明にはなってないですが、立ち読みして「これはじっくり家で読みたい!」と思ったら、購入されても良いと思います。年内発売予定の雑誌は、もう「FIGURE SKATERS」ぐらいですから、何冊も買うことはないですからね。
では、また明日!
Jun