私たちの心のオアシス「惑星ハニューにようこそ!」の管理人のNympheaさんが、先日のNHK杯について語る「NHK杯を見て感じたこと・・・」はたいへん興味深い内容でした。
記事の中で、特に「驚いた」とおっしゃっていたのが、以下の2点です。
・観客はマスクをしっかり着用していたものの、観客席は「密」という印象。しかも、「アリーナ席」に客を入れていた。
・選手はもちろん、大会関係者は検温のみで、PCR検査を受けていない。
まったくもって同感です。私も放送を見ていて、スタンド席はかなり密集しているように感じました。1席おきに、空席用の椅子の背もたれに「カバー」はつけられているんですけど、おそらく同行者なのでしょうが、けっこう横並びで座っていたんですよね。係員はそこまで厳しく注意していないようです。
PCRについては、やはり須本君の一件ですよね。そもそも、出場選手には大会前にPCR検査を義務化すべきだと思うのですが、それどころか、発熱が判明しても検査をせずに「胃腸炎でした」と一方的に発表して、そのまま大会は継続されました。
これと対照的なケースとして思い浮かぶのは、将棋の竜王戦第3局の京都対局後、羽生九段が体調を崩した際の対応です。「髄膜炎で入院。第4局の福島対局は延期」と発表されましたが、この発表前に、羽生さんも豊島竜王もPCR検査とインフル検査を実施していずれも陰性。羽生先生の入院を受けての発表だったのです。
Nympheaさんのエントリーは、スピスケのコロナ感染のニュースが報じられる前ですが、はるかに大人数が関わるフィギュアスケートの大会でいつ感染が発生してもおかしくない・・・。今の所、スケ連は全日本について特に追加対策等の発表は行っていませんから、N杯の方法で全日本も実施するのだと思います。
もちろん、出場する選手を責めるつもりはないし、羽生さんが出場するなら応援します。ただ、選手、観客、すべての大会関係者に対して、より徹底した感染対策を要請してもらいたいです。以前も書きましたが、全日本は、ただ現地にいるだけでも体調を崩すような大会なので・・・。
では、また明日!
Jun