ロステレ（女子フリー）感想

リザルトは「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」。写真は「ニッカン」さんから。

「ワリエワ」。フリーは185.29で1位。合計272.71で優勝。「4S 3A 4T+3T 3Lo /4T+1Eu+2S 3F+3T 3Lz」。「スケカナ」と比べて、まず何が違うかって、アイメイクの濃さですね。コストルナヤもGP2戦目で銀ラメがド派手になっていたことが記憶に新しいですが、この調子で試合を重ねるごとにどんどん濃くしていったら、北京五輪ではパンダになっちゃいますよ？まぁ、そんなどーでもいいことでしかケチをつけられないほどミスする気配もなく、唯一、3連コンボの最後のジャンプがダブルになったのが、フェンスに近かったゆえのとっさの判断だとしたら、実に冷静ですね。2～3本コケても逆転が難しいとなれば、その他の選手は「ミス待ち」さえも逆転の目はなく、五輪では銀以下を争うということになりそう。もはや、怖いのは怪我と、大会の延期だけですね。怪我なく予定通りに北京の舞台に立てれば、さすがに金メダル確実でしょう。

「リーザ」。フリーは149.13で3位。合計229.23で2位。「3A+2T 3A(so) 3Lz+3T 3F /2A+1Eu+3S 3Lz 3Lo」。単発の3Aは軸がやや傾いてステップアウトしましたが、小さなミスですね。あとはほぼ完璧。「スケカナ」では後半に「3Lz+2A+SEQ」というジャンプを入れてたんですが、そこは単発の3Lzにして、前半の単発のルッツを3Lz-3Tに変更しています。この方が見ていて自然な感じはしますね。彼女の正しいジャンプ（上回りジャンプ）は見ていて安心感があるし、エンタメ心もあるプロなので、お客さんも大喜び。もしかりに、シーズン後に「ジャンプの判定」関連でルール変更があったとしても、彼女には影響はないでしょう。彼女にはまだまだ頑張ってもらいたいですね。

「フロミフ」。フリーは154.97で2位。合計219.69で3位。「4T+2T 4T(so) 3Lo 2A /3Lz+3T 3F+1Eu+3S 3Lz」。SPでは転倒があって64.72と出遅れたんですが、イタリア大会のSPではノーミスで72.04のスコアが出ていたので、ノーミスを2本揃えると、リーザとかなり際どい勝負になってきますね。シェルバコワの4回転よりも彼女の方が安定感もあるし、ロシア女子の3枠のうち、ワリエワ以外は本当に大混戦になりそう。その前哨戦がファイナルになるはずでしたが・・・。日本の国内情勢を鑑みると、かなり厳しそうです。

「松生さん」。フリーは121.38で8位。合計184.36で8位。「3F 3Lz+2T 2A 2A /3Lz<<(fall) 3S+3T< 3Lo+2T」。昨シーズンの彼女を思い返すと、ジャンプをミスする雰囲気がまったくなくて、順調に成長すれば、五輪の代表争いをするのでは？という期待感があったんですよね。だからこそ、今季のGPシリーズも2試合アサインされました。しかし、今季の彼女のジャンプは、どうも「恐る恐る」というか、どこか怪我していてかばってる？とか、心配になりますね。まだ17歳で次の五輪もありますから、決して無理はしないでもらいたいです。

というわけで、ロステレも一通りチェックできました。もし、ファイナルが中止になったら、それまでブログのネタあるかな？とか、急に心配になったり・・・。せっかくだし、積み残している本の方を読みますかね。明日は、藤井竜王の対局のお知らせをしたいと思っています。

では、また明日！

Jun

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