リザルトは「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。写真は「ニッカン」さんから。
「クヴィテラシヴィリ」。フリーは170.96で3位。合計266.33で優勝。「4S+2T 3A(ot) 4T+3T 3Lo /4T(fall) 3F+1Eu+3S 3F」。アイスショーなら別にいいんですよ。どのジャンプを何回回ろうが。でも、順位がつくスポーツ競技なんだから、ちゃんとしてもらわないと。一夜明けて、フリーで4Tの跳び方が急に正しくなるわけもなく、今回のリプレーでもバッチリ分かります。まー、日本にも怪しい踏切の選手がいますので、あんまり言いたくないんだけど、これを放置していたら、何のためにテクニカルがいるのか分かりませんね。
「コリヤダ」。フリーは180.16で1位。合計264.64で2位。「4S(fall) 4T(so) 3A+2T 3Lo /4T+3T 3A 3Lz+1Eu+3S」。前半のミスがウソのように、後半は4Tも3Aもキレイに降りていたので、「やっぱり繊細なのかな・・・地元開催のプレッシャー?」とか、この人については平昌五輪の時もそうだし、メンタル的な要因を想像してしまいます。現役男子スケーターの中で、数少ない「フィギュアスケートの良心」とも言える選手なので、彼の実力に相応しい結果を見たいんですよね。ファイナル出場も決定しましたが、オミクロン株の一件で、開催自体どうなるのでしょう・・・。
「友野君」。フリーは168.38で5位。合計264.19で3位。「4T+3T 4Sq(2ft) 4T 3Lo(so) /3A+1Eu+3S 3A(fall) 3F+2T」。ミスはいろいろあったんだけど、演技が終わった瞬間、本人もコーチも観客も、たぶんコメンタリーの方も、みんな笑顔だったと思います。友野君のこれまでの競技人生を回想するような、「いろいろあったけど、今、一生懸命やりきるんだ!」という彼の思いが、ラストのコレオで爆発しているような印象です。ノーミスの演技だったら盛り上がること間違いなしなので、全日本でぜひ頑張ってください。
「田中君」。フリーは153.06で10位。合計229.75で9位。「3S 4S 3A 3Lz+3T(so) /1A 3F+1Eu+3S 3Lo」。スケカナのフリーの動画はチェックできなかったので、今回初めて見ました。マッシモ振付で「セッション」という映画から採用したようですが、これは難曲ですよ。目まぐるしく曲調が変わるので、まるでアイスダンスのRDを見ているかのような錯覚に陥ります(衣装もアイスダンスっぽいですよね!)。27歳のベテランがそんな難曲に合わせてジャンプも跳んでいるんだから、心から拍手を送りたいです。羽生さんをもってしても、この曲は大変じゃないの?と勝手に想像しました。ジャンプは、4Sと3Aは良かったと思います。パンクした後半のアクセルは残念でしたが、よくやりましたよ。立派です。
友野君の3位はもちろん素晴らしいのですが、個人的には刑事君のフリーをオススメしておきます。現役続行して、2年がかりで完成を目指すような曲だと思うけどな・・・。
では、また明日!
Jun