スケカナ直前応援企画(一希・新葉)

スケカナ直前応援企画(一希・新葉)

スケカナのリザルトは「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。二人のCSでの演技をおさらいしつつ、「フィギュアスケートLife Vol.15」のインタもご紹介したいと思います。

――新プログラムについて教えていただけますか?

ショートはミーシャ・ジーさんに振付ていただいた「ニューシネマパラダイス」です。聞いただけで涙が出るような名曲だし、本当に美しいプログラムなので・・・ミーシャに振付けてもらった時、彼がやるとやっぱり彼の世界観というのが本当にすごくて。それを吸収して自分のものにしていかなければならないし、競技をする上で彼を超えていかなければならないし。彼からも「僕を超えろ」と言われているので。大好きな選手であるミーシャの表現をしっかり吸収しながら自分のものにしていければいいなと思います。それが自分の理想としているスケートに少しでも近づける道になるのではないかと思います。

・・・すごくシンプルで美しい振付なので、一つひとつの動きが目立つというか、より基礎が大切になってくるので自分にもいい機会だなと思いますし、またたくさんの人たちを驚かせられるようなプログラムになればいいなと思います。

「フィギュアスケートLife Vol.15」21~22頁

ロンバルディア杯」のショートは、75.47の5位。3F-3T予定がフリップで転倒してコンボ抜けになったため、減点が響きました。今季のショートのクワドは単発4Sの1本のみにするそうです。もともと、先に4Sを習得して、4Tはまだサルコウほど安定していないとのこと。新ルールではクワドを転倒すると減点が大きいですし、さらにコンボ抜けすればダメージも大きいので、それで良いと思います。

この曲はロマンティックなメロディがとにかく有名ですけど、おそらくミーシャが滑ると、このメロディを「抱きしめて離さない感じ」というか、もっとコッテリして、タメを入れまくった仕上がりになるんだと思います。友野君はスピード感とカラダの切れ味で勝負するタイプなので、この起伏のあるメロディに乗って、歯切れよくスパっと表現してくれると、彼の特長が出てくるような気がします。ミーシャに遠慮することなく、自分の色を徐々に出していってもらいたいです。

――フリーについても教えてください。

フリーは佐藤操先生に振付ていただいて、「リバーダンス」が今やっと完成したところです。でも4分ということで、まだ構成を練ったり、難しいところがいろいろあって。なので、今後また操先生と話し合いながら振付し直したりとか、まだまだ完成はしていない段階です(※取材日は、7月5日)。・・・「リバーダンス」は盛り上がる部分もあって自分にぴったりというか、すごく自分に合っているなと思うので。タップダンスとかも組み込まれていて。ただ、氷の上でそれをするのは難しくて(笑)。

「フィギュアスケートLife Vol.15」22頁

フリーは141.27の5位。合計は216.74で5位でした。インタビューの中では、フリーのクワドは4Sを2本、4Tを1本という話でしたが、この試合では4Sを冒頭に2本のみチャレンジしていたように見えます。残念ながら、1本目は転倒とUR、2本目はパンクと残念でしたが、スケカナにはきっちり合わせてくれるだろうと期待しています。

このロンバルディア杯は9月13~15日の日程で行われましたが、上記の7月のインタで語っていた「不安」は、振付面ではまったく感じません。彼の場合、去年のプログラムにも言えますが、CSの段階からすでに「ぎこちなさ」はあまり無くて、それこそ宮原さんのように振付を覚えるのが速いのかもしれません。両プログラムは本当に対照的なんですが、どちらも観客の心を「ガツン!」とつかむようなインパクトのある内容なので、ジャンプが決まれば、どの国で演じても盛り上がると思います。カナダのお客さんをぜひ沸かせてほしいですね。

――今季のプログラムについて聞かせてください。ショートプログラムは、シェイリーン振付けの「Energia」。エキシビションを含めると彼女のプログラムを滑るのは4季目ですね。

はい。シェイは、自分と動きが合う気がします。振付けの時、1年目は「これやって、あれやって」と言われてもまったくできなかったけど、だんだん慣れてきたりして、「じゃあこれ入れて」となった時にすぐできるようになりました。あと、センスがいいなって思います。

――プログラムの見どころは?

一番最後のステップがすごく盛り上がります。あと、曲が結構アップテンポなので、それに合わせて最初からスピンを速く回れるように頑張っているので、そこが見どころになるといいなって思います。

「フィギュアスケートLife Vol.15」42~43頁

オータムクラシック」のショートは、57.54の4位。冒頭の2Aはいつもながら余裕のランディングなんですが、トリプルが2本ともに乱れました。このオータム後、右足甲が「疲労骨折手前」という話でしたが、いまはプログラムを通して滑ることができるそうです。

後述しますが、曲の個人的な印象は少し変わってきています。そして、シェイらしい実験的な振付が随所にありますし、このプログラムでスコアが出るようだと、シェイと新葉ちゃんの相性は抜群ということになるのでしょう。無理してほしくはないですが、いまできる限りの演技を見せてもらいたいです。

――フリーはどうですか?

・・・今シーズンはフリーもシェイリーンにお願いして、最終的に「四季」で滑ることに決まりました。初めてのクラシック挑戦なので、また新たな一面をお見せできるのではないかと思いますし、私自身も楽しみです。スピード感があるプログラムなのでしっかり滑り込んで、最後まで流れが止まらないようにしたいです。

「フィギュアスケートLife Vol.15」44頁

フリーは109.47の5位。合計167.01の5位でした。スケカナから衣装はオレンジ系の色に変わるそうです。曲はめちゃくちゃ有名ですけど、改めて見てみると、やっぱりシェイが作るだけあって、冒頭の「鳥」っぽい動きとか、面白いですよね。ただ、オータムの演技を最初に見た時は、断然こっちの方が良いと感じたのですが、改めて動画でショートとフリーを続けて見ていると、「四季」を見ながら頭の中では「Energia」が流れているというか、あの単調にしか思えなかったリズムが脳内で鳴っているんですよね(笑)。

「Energia」は、初めて食べる海産物というか珍味というか、最初はギョッとする味だけど、その個性的な味が忘れられなくてだんだんクセになっていくような、そんな中毒性があるような気がしてなりません。どうしてこの曲をシェイが選んだのか、彼女の意図している所もぜひ聞いてみたいものです。

明日は松田悠良ちゃん&山下真瑚ちゃんの振り返りを行って、そのままスケカナに突入したいと思います。

では、また明日!

Jun

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コメント

  1. MONO より:

    友野くんの評良かったです。見たあと、なんかモヤった部分をスパッと言語化してくれた感じで、さすがJUNさんだなと思いました。
    曲が、JUNさんの言われる通り本当にロマンチックですね。スケカナではどれくらい成長したのかまた見れるかな。

    • Jun より:

      MONOさま

      友野君には友野君の良さがあるので、自分の良さをどんどん出してほしいと思うんですよね。

      雑誌のインタを読んでいると、選曲は、振付師や友野君自身のみならず、コーチや周りの人も含めて綿密に意見交換しているようで、今季のショートは、ロマンティックではあるけど「わかりやすい」という部分で特長があります。そしてリバーダンスも、よくよく考えると、昨シーズンのツィゴイネルワイゼンもウエストサイドストーリーも、「ワンフレーズで印象に残りやすい曲」を意図的に選んでいるように見えます。

      キャラクターイメージのような所もチームですごく考えているようで、これで今季も安定した結果を出すようなら、北京五輪に向けて面白い存在になると思いますね。

  2. ととちゃん より:

    リバダンの方が ザ・友野くんという感じですが、こうして見返すと、ショートがとてもいいと思います。この曲で、また自分の幅を広げられたらいいですね。

    新葉ちゃん、今大会怪我の影響はどうでしょうか。私もなんだかenergiaが退屈じゃなくなりました。
    フリーの新衣装も楽しみです。世選メダリストですし、是非表彰台を目指して欲しいです!

    • Jun より:

      ととちゃん さま

      友野君の今季のプログラムは、良い意味で対照的でありつつ共通点もあって、うまく選んだなぁ・・・と感心します。彼の明るいキャラクターとも合ってますから、良い演技をすれば国内外でいっきに注目されると思います。

      新葉ちゃんは、まだ足の方は万全ではないようですが、さすがにしっかり合わせてきました。かつてはパンクが多くて、どうも粘り強さが無い印象だったんですけど、昨年の全日本での「挫折」を経て、強くなったなぁ・・・と思います。