家庭画報さん、2本立てレポです。ここの雑誌は基本かなだい推しなんですが、FaOIも取材してくださっています。
男性アナが「前のめりで見てしまいますよねぇ」と褒めてくれてますが、この場にスケオタ著名人が居合わせたら「気持ちは分かるけど、ダメですよ!前のめりは!」と言って欲しい所です(笑)。でも、それだけ歓迎されているというのは、有難い話です。
日本ガイシホールは、昔「レインボーホール」という名前で、私は氷室京介のコンサートをここで観たことがありますが、デカいんですよ。幕張よりも座席数は多いはずですが、金曜日からギッシリ入っていたみたいですね。
キスクラは例年FaOIをいちはやく取り上げてくれるので、出ることは分かっていました。しかし、マガジンがこの時期に出るのは正直驚きで、これはもう間違いなくFaOI幕張のレポ(&写真も?)も入ってくることでしょう。
山口さんのことなんで、ハイテンションで感動を綴ってくださるはず。楽しみにしています!
メタルジョギング・チャレンジは68日目。KANSASの『Leftoverture』(1976年10月)です。一言でいって、恐るべき完成度を誇る傑作です。ジャンル的には「プログレッシブ・ロック」ですが、「プログレ」と言うと、「アルバムコンセプトは高尚でご立派だけど曲はダラダラ長くて退屈」ということが、大御所バンドの作品でもけっこう多いんです。このバンドもデビュー当初はそのような作品を作っていたようですが、通算4作目の本作はまったくの独自路線を打ち出しています。
まず、ヴォーカルのメロディラインがポップで耳に残りやすく、分厚いコーラスも効果的。ギターがグイグイと曲を引っ張っていくので、特に1曲目の「Carry On Wayward Son」は、ギンギンに「ロック」しています。続く、2曲目「The Wall」は哀愁漂う歌メロから、キーボードが主役かと思いきや、このバンドには「ヴァイオリン兼ヴィオラ兼ヴォーカル」のメンバーがいて、この曲を格調高く締めくくっています。そしたら、3曲目の「What’s On My Mind」は、テクニカルなギターフレーズからスタートするので、「そうくるの?」と、何が飛び出してくるか分からない凄みがあります。
終盤の「Cheyenne Anthem」と「Magnum Opus」は大作志向の本作のハイライトで、確かな技術と才能のある人たちが、各々で持ち寄ったアイデアを結集してまとめ上げた感じで、よくこんなの思いつくなぁ!と、発売から46年経った今聴いてみても、サプライズの多い作品でした。
では、また明日!
Jun