ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」。両者の対戦成績は、藤井聡太JT杯覇者から見て「9勝4敗」です。放送開始は、土曜日（9/21）の15:35からです。
「将棋日本シリーズJTプロ公式戦（通称JT杯）」は、前年度のJT杯覇者、公式戦タイトルホルダー、賞金ランキング上位者を合わせた12名で行われるトーナメント戦です。前年度の本大会優勝者でタイトルホルダーの藤井さんは今年もシードで出場。佐々木大地七段は昨年度、棋聖戦と王位戦のダブル挑戦を果たしたため、獲得賞金から堂々の本シリーズ初出場。しかも佐々木七段は、一回戦で羽生善治九段を破っての二回戦進出。羽生・藤井の二人に連勝することがあれば、がぜん優勝候補の一角として注目されることでしょう。
本対局は北海道札幌市の「札幌コンベンションセンター 大ホール」にて開催されます。今年の藤井さんの北海道対局と言えば、5月の名人戦第五局（紋別対局）、7月の王位戦第二局（函館対局）とコンスタントに続いていますが、今年の竜王戦は北海道対局が無いんですよ。JT杯は公開対局棋戦で、しかもみんな大好きな札幌ですし、全国から将棋ファンが札幌に大集結していることでしょう。
持ち時間は各15分（持ち時間10分+考慮時間1分×5回）で秒読み30秒の早指し棋戦です。佐々木さんが互角以上の形勢で終盤まで踏ん張って30秒将棋に突入すれば、藤井さんと言えども指し手は乱れます。藤井さんを時間切れに追い込めるような作戦を佐々木さんが準備できるのかどうか？
佐々木さんは、流行に捕らわれない意表を突くような「変化球」も準備できる作戦家。和服での対局でもあるし、気合い入っていると思います。接戦を期待していますよ！
では、また明日！
Jun
