「藤井くんの将棋を指す様子は見てみたいけど、長いのは無理!」というアナタ、オススメの番組です。
第1回ABEMA師弟トーナメントという企画が、今年の1月から行われていまして、先週の土曜日、チーム畠山(畠山鎮八段・斎藤慎太郎八段師弟)の優勝で幕を閉じました。ところが、スピンオフ企画として、準決勝で惜しくも敗退したチーム深浦(深浦康市九段・佐々木大地六段師弟)と、チーム杉本(杉本昌隆八段・藤井聡太竜王師弟)とのエキシビションマッチの放送が決定しました(*3月12日(土)19時)。
この師弟トーナメント自体は、昨年11月頃から収録がスタートしていたのですが、藤井くんは竜王戦の真っ最中で「チーム杉本」の結成自体が叶わなかったんですよね。しかし、藤井くんが竜王を獲得した後、「チーム杉本」が結成。年明け早々にこのスピンオフ企画の収録が密かに行われていたようです。
この企画のルールは、「持ち時間5分(1手指すごとに5秒加算)」という超早指し対局で、20~30分ほどで1局が終わるスピーディな展開が魅力です。
まず楽しみなのは、「杉本師匠って将棋強いの?ミヤネ屋でしか見たことないんだけど?」という方、ぜひ見てください。私も、この超早指し棋戦に、杉本師匠がどれだけ適正があるのか、まったく分かりません(笑)。
また、「どうせ藤井くんがいつも勝つんでしょ?」というアナタ、チーム深浦のお二人は、対藤井戦でとても相性がいいのです。
・深浦九段の対藤井戦は、「3勝1敗」
・佐々木六段の対藤井戦は、「2勝2敗」
藤井竜王とはいえ、まったく油断できない相手です。しかもこの「師弟トーナメント」は先に3勝したチームが勝利するんですが、出場者は最低でも2回は対局しないといけません。つまり、杉本師匠が足を引っ張ると、チーム戦としてはかなりの接戦になることが予想されます。
さて、肝心の視聴方法です。こちらの「無料視聴」だと、最初の1局しか視聴できません。全対局を見るためには、「ABEMAプレミアム」に加入する必要があります。
ただし、「登録から13日後までに解約」すれば、料金はかかりません。とりあえず、無料でチラっと見てみて、面白いと思ったら、プレミアムに登録して、追っかけ再生(or見逃し再生)すればいいかなと思います。
コメントしながら生で視聴するなら、19時までに上記登録を終えて、19時にタップすれば放送に入れます。もちろん、放送終了後の見逃し再生、放送中の追っかけ再生も可能です。ぜひこの機会に、藤井将棋に触れてみてください!
さて、日課のメタルジョギング・チャレンジは11日目に突入。今回は、アメリカのロックバンド、Mountainのデビュー作『Climbing!』(1970年3月)。「マウンテン」の「クライミング」なんて、山岳部か何かですか?とツッコミを入れたくなりますが、由来を検索しても、特に何もヒットしませんでした(汗)。
1曲目の「Mississippi Queen」はけっこう有名な曲なので、耳にしたことがある方もおられるかもしれません。バンドの心臓とも言えるのが、ギター兼ヴォーカルのレスリー・ウエスト。画質が悪くて恐縮ですが、サイババみたいな風貌でガナっているのが彼です。ただ、こんな巨漢ながら、歌は上手いし、ギターも上手い。アルバム自体は30分ほどですが、高品質で、いい意味で暑苦しいロックが詰まっています。缶コーヒーとか自動車のCMで、いま使われてもまったく違和感ないですね。
歌とギター、両方の才能に恵まれているミュージシャンって、ハードロック・ヘヴィメタル界隈でも、あんまり思い当たりません。パッと思い浮かぶのがリッチー・コッツェンですが、マウンテンは間違いなくその元祖と言っていいと思います。
では、また明日!
Jun