・1日目午前のおやつ。藤井竜王「かぼちゃのプリン」と「アイスコーヒー」。伊藤七段「アイスティー」。
・1日目昼食。藤井竜王「ほうれん草のタイ風グリーンカレー」。伊藤七段「牛香味焼丼」。
・1日目午後のおやつ。藤井竜王「モンブラン」と「アイスレモンティー」。伊藤七段「ジョリ ファントム」(*「ジョリ ファントム」は「可愛らしいおばけ」の意味。チーズケーキをひとつ目のおばけに見立てたハロウィン限定ケーキ)
ABEMA将棋チャンネルの放送は「こちら」。お写真は「中継ブログ」からお借りしました。すべて若杉カメラマン撮影のものです。
竜王戦の開幕局はいつもセルリアンタワーで10月第一週に行われるので、ハロウィン仕様のスウィーツを見て、「ああ、この時期がやってきたんだなぁ」と秋の到来を感じます。とはいえ、この開幕局って、台風が直撃した年もあったんですよね。ただ、ここ数日は特にグッと秋を感じさせる涼しさで、今年ってもう台風来るの?という感があります。7月、8月、9月と連日暑すぎた夏はやたら長かった記憶がありますが、10月に入って、私なんかはもう意識が11月のRE_PRAYに向かっているので、10月はすぐに終わっちゃうんだろうなと思っています。
将棋の話をしますと、開幕局なので振り駒が行われて、先手は伊藤七段。伊藤さんは先手番の時は「相掛かり」という戦型に誘導することが多いんですが、藤井竜王もしっかり想定済で、伊藤さんに時間差をつけられることなく、形勢を損ねることもなくピタっと並走しています。むしろ、この将棋に誘導した伊藤さんの方が時間を使っているので、初のタイトル戦ということで、慎重に一手一手を指しているようです。1日目は、伊藤七段が51手目を封じて終了しました。
藤井竜王と言えば「異次元の終盤力」と称されるほど、終盤の指し手の精度では他の棋士を圧倒しています。かりに、互角の形勢のまま終盤戦に突入するとして、対戦相手は「1時間以上」は持ち時間の面で差をつけておかないと、逆転を許す可能性もあります。「伊藤君、時間残さなくて大丈夫?」と、将棋ファンは誰もが心配していることでしょう。なんとか、接戦・激戦のまま、2日目夜に突入することを願っています。
では、また明日!
Jun