朝起きて、報知の大地真央さんのインタさんを読んで、「このインタだけでも、最高の人選でしょ!」と感激していたのですが、いやはや、ものすごいサプライズが待ってましたね。横浜公演2日間ともに完璧な演技で本人もやり切っていた感じなのに、この流れはまったく想定外でした。
私は埼玉2日間を現地で堪能させていただいたので、今回チケットは取りませんが、一人でも多くの方にあの「異空間」を体験していただけたらなと思います。皆さま頑張ってください!
そりゃ、SOIインの話がいつまで経っても来ないわけですね・・・。
話を大地さんの話に戻して、すべてが素晴らしいインタビューでした。まずは全編お読みください。
その上で、私が特に注目した部分は、高木恵記者の質問が、明らかに、「羽生さんがSEIMEIやバラ1を再演したこと」(それに対してあの界隈でアレコレ言われていたこと)を念頭に置いて投げかけられた箇所です。
―ミュージカル「マイ・フェア・レディ」のイライザ役を20年間600回超演じた。舞台で一つの作品を熟成させていく過程は苦しい? 楽しい?
「両方ですね。再演に限らず、作っていくときは苦しい方が大きいですかね。歌があって、ダンスがあって、膨大なセリフがあって、その中で自分の腑に落ちて初めて発せられるものを、あれ? って思うこともあったり。でも、『あ、そうか。私の解釈が違っていたんだ、それじゃあ、こういう風にしてみよう』っていうこともありますし。そのへんは、楽しみにだんだん近づいていくんですけれども。最初すっごく楽しくて、途中すごく苦しくて、ふふふ(笑)。で、ちょっと楽しくなって。で、また、すっごい苦しくて。それで初日に向かうって感じですかね。生みの苦しみがあって、大変なのは当たり前ですね。幸せや楽しみや感動を、私もお客様からいただいていますから。白鳥の水かきと一緒ですよね。綺麗に見えても水面下は大変なことに…(笑)。そういうものだと思います」
おそらく、大地さんは純粋にご自身の経験のみを話されているんですけど、本物のプロフェッショナルが年月をかけて積み上げてこられた真髄を、でもどこか軽妙に語ってくださっている。羽生さんの性格からして、かりに彼女の「マイ・フェア・レディ」の演技を見ていたとしても、いちいち本人にその件を聞くとも思えないので、高木さんがその「代役」を買ってくれた感があります。こんな質問ができるのは、世界でも彼女だけでしょう。
―今回の「美」と「美」の共演を楽しみにしているファンも多い。大地さんにとっての「美」とは?
「その人それぞれが感じる『美』ってあると思うんですが、やはり内面の美しさ、心根が美しい人が、美しく見え、美しいと感じさせるのではないでしょうか。きっと羽生さんがそういう方だから、あのような芸術的な表現ができるのだと思います。私たちもそうですが、舞台で役を演じていても、その人自身が見える時ってあるんですよね。心根に持っているものが清らかな人が、美しいんじゃないかなと思います」
「マイ・フェア・レディ」の部分もそうですが、この部分も併せて、私は「救われた」気持ちになったんですよね。羽生結弦さんを応援してきて良かった、彼の行動・言動も支持してきて良かったと。
そして、そして・・・FaOIのAツアー(幕張&愛知)のインも発表!普通に考えたら、Bツアー(神戸&静岡)の方も出演しないわけが無いんですが、まぁ、他のスケーターと併せて発表ということなんだと思います。もう、今日は盛り沢山すぎてわけわからん一日でした(笑)。
では、また明日!
Jun