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1日目、後手番の豊島将之九段が4手目△4四歩と角道を止めて「雁木」系の将棋を目指した展開については、先手の藤井聡太名人も本命に近い戦型として想定していたと思います。
私のようなアマチュア将棋ファンでも比較的見慣れた展開になりつつある所、豊島九段が107分（昼食休憩を含めると167分）の長考で指した34手目△4一玉はやや意外な一着。藤井名人の攻撃をモロに食らいかねないこの玉寄りの好悪は2日目になってみないと分かりませんが、AIはこの手を疑問視して、評価値はやや藤井名人に傾きました。この大長考により、持ち時間で2時間ほど藤井名人がリードしている点は気になります。
ただ、正直な所、AIが言うほど形勢が離れているとは思えず、将棋自体はまだまだ互角と思いますので、勝負は2日目でしょう。豊島九段の粘り腰を期待していますよ！
さて、羽生さん関連もひとつ。Quadruple発売直前の貴重なメッセージ動画がシェアされました。発売日の11日（土）に私も入手するつもりではいますが、レビューは数日遅れでちょっとずつやっていこうかと考えています。
では、また明日！
Jun
