読書雑談(睡眠の超基本)

読書雑談(睡眠の超基本)

睡眠研究の第一人者でポケモンスリープの監修者、そして昨年も「ノーベル賞候補」として名前が挙がっていた柳沢正史先生の監修書『今さら聞けない 睡眠の超基本』が発売になりました。睡眠本って、それこそ玉石混交状態で発売されてきましたが、本書がひとまず決定版ということでいいんじゃないでしょうか。子どもから大人まで誰でも読みやすい平易なテキストとビジュアル豊富な作りです。

先生の説というのはシンプルで、「日本人は世界でもワーストクラスの睡眠時間の短さ」で、とにかく「まずは質以前に量を寝るようにしよう」というものです。日本人の平均睡眠時間は7時間22分で、先進国の平均値と比べて、約1時間短いそうです。・・・いやいやぁ、でも、実際、日本人の睡眠時間ってもっと短いと思うんですよね。上に貼ったアマゾンのリンクからぜひ「目次」をご覧いただきたいのですが、睡眠にまつわる様々なトピックスを取り上げていて、関心のある分野をすぐに探しやすい親切設計です。

人それぞれ体質・年代も違いますし、労働・生活スタイルの違い等により、1日まとめて8時間以上の睡眠時間を確保するのは難しい方もいらっしゃることでしょう。そのような場合の様々な工夫も本書から探してみると良いと思います。

かつては「寝てない自慢」なんてものがありましたが、睡眠の重要性を語る著名人として、大谷翔平選手や藤井聡太七冠がまず思い当たりますし、我らが羽生結弦さんも「Ice Jewels Vol.19」の中で、こう語っていました。

理想は8時間以上。でも寝付けないことも多いので、まちまちです。4時間も寝れなかったという次の日に10時間ぐらい寝れたり、でも本番の前はなるべく頑張って8時間近く睡眠を取れるように努力しています。

その道の超一流の方々が「たくさん寝ている」ということがもっともっと周知されれば、それがブームになって模倣されるようになる。これは言うまでもなく「良い模倣」です。柳沢先生がノーベル賞を取ってくれると、日本人にとってそれこそ一過性のブームからスタンダードになるかもしれません。

まぁ、なんというか、無駄に起きている原因って結局は「スマホをいじってる時間」なので、そこをもっとスムーズに無理なく転換できるように私も頑張りたいと思います。

では、また明日!

Jun


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