田中さん&能登さん対談(2)

田中さん&能登さん対談(2)

美術展ナビさんの記事リンクは「こちら」。対談の第二弾の方は、前回の「羽生結弦展2018」への「提出写真」の裏話が中心。田中さんは、ご自身のセレクトについて、こう語っておられます。

田中「・・・どちらかというと練習着とかの方が多いですね。なぜかというと練習中の方が、ゆづの顔が、表情が色々出てくるじゃないですか。(ファンの方は)色々なところで、色々なの見てますからね。みんながあまり見たことないという写真を出してあげたいなぁという基準があった。『こんな結弦君がいるんだ』、『こんなゆづの表情があるんだ』というセレクトになってますね」

これは分かります。だって、能登さんも写真を提供してくださった「練習着の写真集」まで出たぐらいですからね。もちろん、ファンが注目しているのは練習着ではなくて、「練習時の表情」ですから。そんなアスリート、フィギュアスケートの枠を超えて、少なくとも私が生きている間に現れることは無いでしょう。

―・・・ところで、お2人とも羽生選手と関わって、人生変わりましたよね

田中「講座でも言いましたけれど、人生変わりましたよね。一介のカメラマンなのにね。まず、スポーツで写真集出す人いないんですよ。このご時世で、スポーツの分野で写真集を出せるなんて奇跡のようなものです。ゆづが、私たちに写真集を出せる機会を作ってくれたんですからね。見せる場所を作ってくれないと、カメラマンの存在意義がないじゃないですか。この業界のカメラマンはみんな喜んでると思いますよ。見られてなんぼなんですよ、どう思われるかは別にしてね。ありがたいことですよ」

そうなんですよ。フィギュアスケートのファンだから買ってるんじゃない。羽生さんのファンだから買ってるんですよ。だから、もう何年も言われていることですが、羽生さんがプロに転向した後は大変ですよ?と。そして、さすがにプロ転向後は、スポーツ紙も羽生さんをあそこまで大々的に一面にすることはできないはずで、そこからは、ファンとしては、田中さんや能登さんに頑張っていただくしか無いのです。お二方には、年2冊ペースぐらいで「ゆづ写真集」を出していただきたいと思っています。

そして、今回の展示で残念ながら飾られなかったうちの2枚が、今回の記事で紹介されているものです。たしかに、新村さんとの動画でも、田中さんは「筋肉」にも注目している人でした・・・。

ぜひ、その2枚にまつわる裏話を、記事の方でご確認いただければと思います。

メタルジョギング・チャレンジは35日目。New York Dollsの『New York Dolls』(1973年7月)です。こちらも、Amazon Music、YouTube Music Premiumともにアルバム無し。そして、YouTubeでアルバムをリスト化してアップしている方がいましたが、それでも4曲足りないので、個別に検索して全11曲をなんとか聴けました。

アルバムの前半は、このビジュアル系の元祖的な風貌とは対照的に、シンプルで軽快なハードコアパンク風の曲が続きます。ただ、そこかしこに、後のアメリカンハードロック、エアロスミス、ガンズ、モトリー・クルーのような毒々しい感じもあって、それでいて、上に貼った「Pills」はローリング・ストーンズを想起します。一筋縄ではいかない引き出しの多いバンドで、難しいことは考えずに楽しく聴ける好盤と言えます。なぜこの作品がラインナップに無いのか・・・と疑問ですが、同様にコレクションに無かった「Lucifer’s Friend」も「Captain Beyond」もクオリティは高かったので、権利関係等々の大人の事情があるのかもしれません。まぁ、苦労して音源を探したから良い作品に聴こえてくる部分も、多少はあるかもしれませんが(笑)。

では、また明日!

Jun


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