藤井王位、今日も対局!(王位戦第四局2日目)

藤井王位、今日も対局!(王位戦第四局2日目)

ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」。

最近では超珍しいスローペースで、対局開始の午前9時から昼食休憩に入る12時半までで19手しか進まなかったというのは、ちょっと私も記憶にありません。AIはもちろん、インターネットすら無かった昭和時代のタイトル戦のようです。

そもそも、先手番の佐々木七段が誘導した「相掛かり」という戦型が、事前にAI等を駆使して深く準備しにくい部分もあるんですが、それにしても本局は極端ですね。お互い「負けたくない」という気持ちの強さから、一手一手慎重に考えて指しているとも言えます。

午後に入っても長考合戦が続き、32手目を藤井王位が封じました。31手目に佐々木七段が▲8六金と飛車取りに金を立った局面で、応手としては、△5五飛と飛車を逃げるか、あるいは△7九飛成と飛車を切り飛ばして王手をかける手の二択。ただ、1日目終了時刻の18:00になっても藤井王位は考え続けており、15分ほどオーバーしてから封じ手を書きに別室に移動しました。

もし、飛車を逃げる△5五飛ならすぐに指すはずなんですが、時間オーバーしてまで考えたのであれば「飛車切り」あるんじゃないの?と、2日目非常に楽しみです。もし、「飛車切り」だったら、朝9時から大変なことになります。

そう言えば、お昼ご飯の御膳の構成が思いのほか渋くて、豚の角煮よりも湯豆腐の方が主張してますよね。地元嬉野の名産の「温泉湯豆腐」なんだとか。一般的にイメージされる湯豆腐とは違って、トロトロの食感だそうです。

そして、嬉野はお茶の名産地としても有名で、このモンブランはインパクト十分です。藤井聡太さんは最近意識的に地元の名産品をオーダーしている印象で、実際彼が食べたものは宣伝効果があるので、21歳にして日本各地(ベトナムも!)の町おこしに貢献しているというのは凄い話です。

話は将棋から離れますが、ついにあのシーラカンスモナカを期間限定で都内でも入手できるそうです。8/31は私も池袋に寄れないことも無いんですが・・・。初日だし、何時頃に売り切れるのか読めませんね。

では、また明日!

Jun


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