ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」。両者の対戦成績は、藤井聡太竜王・名人から見て「6勝3敗」です。
藤井竜王・名人がプロデビューしてから、この朝日杯には6回参加していて、そのうち4回優勝しています。毎年、この朝日杯の本戦トーナメントは1月に始まって、2月中旬に決勝が行われます。そして、もう何度でもご紹介しますが、2018年の朝日杯と言えば、「羽生が勝ち、羽生が負けた」の見出しが躍ったメモリアルな大会となりました。当時の藤井聡太五段が、この大会で優勝して六段に昇段しています。
その後のお二人の活躍はご存じの通り。羽生結弦さんはプロ転向後、プロローグ、GIFT、ノッテ、RE_PRAYと快進撃を続け、藤井聡太さんも八大タイトルを全冠制覇。神様は、誠実に生き、努力を惜しまない天才をしっかり見ているんだなと思いますね。
さて、藤井竜王・名人は、10時からは斎藤慎太郎八段との対局。その勝者が、左の山の、増田康宏七段・及川拓馬七段戦の勝者と14時から対戦します。
斎藤八段は棋聖獲得・名人挑戦経験もあるトップ棋士の一人で、藤井さんもデビュー直後はなかなか勝てなかった相手でした。同じ関西所属ですが、ここ最近、公式戦では1年以上対局が無かったことは意外な気がします。
斎藤八段は今期やや調子を落としているので、藤井さんが順当に勝つとは思うんですが、持ち時間40分(秒読み1分)の早指し棋戦なので、斎藤さんがあっと驚く秘策をぶつけてくると、勝負の行方は分かりません。
左の山の増田七段も関東の強豪棋士なので、藤井・斎藤戦からの、藤井・増田戦となってくれればなぁ・・・と。お時間があれば、ぜひABEMAの方もご視聴ください。
では、また明日!
Jun