まずは、ユーミンさんのラジオ番組の続報から。やはりこの「板の内装」はニッポン放送のスタジオだったわけですね。
放送日は、「12/23(金)22時~24時」です。いまはラジオは本当に聴きやすくなっていて、リアルタイムで視聴できなくても、「radiko」を使用することで、「放送1週間後まで聴くことができます」。
番組では、ユーミンから羽生に対し聞きたかった様々な質問がぶつけられた。今年7月にプロ転向を決意した当時の心境や葛藤、演技時の楽曲にユーミンの「春よ、来い」を選曲した理由、その後、話は今年2月に行われた北京オリンピックへ。苗場でオリンピックの演技をみたユーミンはその後SNSへメッセージを投稿し話題となったが、それは羽生に届いていたのか……
時に笑顔で、時に真剣な表情で対談は進行し、もちろん、羽生からユーミンへの「質問タイム」も。冒頭から何度も、ユーミンの“言葉”に力をもらったと繰り返し話す羽生からは次々に質問が投げかけられ、ユーミンも率直なアドバイスを送った。
さすがに「GIFT」や東京ドームの話は無いだろうな・・・と思いますが、『プロローグ』については多少の裏話的なものが聞けたらいいですね。でも、羽生さんの性格を考えると、自分のことよりも「ユーミンさんのお話を聞きたい!」ということになりそうですが。
こちらは、初出の情報です。Eテレの「クラシックTV」で、放送日は「1/5(木)21時~」です。
二人がガッツリとTVで共演して語り合うってこと、いままでありましたかね?ちなみに、こちらの番組は「30分」なんですが、清塚さんも実際おっしゃっていますけど、「30分じゃ、ぜんぜん尺が足りないのでは?」とは思いました。
羽生さんのプログラム曲をこれまでに2度編曲&演奏した清塚信也。共に作る過程で “アーティスト”として気持ちが通い合ったそうです。
フィギュアスケートとクラシックの深~い関係を語り尽くします。
番組の主旨から考えると、春ちゃんではなく、ロンカプ特化でサン=サーンスのお話に集中ということでしょうか?「バイオリンの曲をピアノアレンジに」「フィギュアスケートのSP用に編曲」という制作話は予想できるとして、清塚さんのポテンシャルを考えると、羽生さんにゆかりのある他の作曲家、ショパンでも何でもその場で弾いてくれそうな気もしますが・・・。
しかし、羽生さんがプロに転向して思ったのは、「砂漠期」という言葉が完全に過去の物になりましたね。それだけ羽生さんが精力的に仕事してくださっている証拠ですが、いやぁ、感謝しなきゃいけませんね。
メタルジョギング・チャレンジは107日目。BLACK SABBATHの『Heaven And Hell』(1980年4月)です。サバスについては、これまで、「10日目」「16日目」「21日目」「40日目」「101日目」「102日目」と、計6回ご紹介しています。しかも、1作目と3作目は再登場していて(それ以外は、2作目と5作目)、ヘヴィメタルの識者にとっては避けて通れないバンドなわけです。
しかし、本作は、元レインボーのロニー・ジェイムズ・ディオをヴォーカルとして迎えた作品で、初期サバスの「重くて遅くて暗い」音楽性とはやや趣きの異なる方向性を示しています。本作についてよく言われるのが「様式美メタルの傑作」というもの。まぁ、そういう堅苦しい定義は横に置いて、まずは、6曲目の「Die Young」を聴いていただきたいです。サバスにしては珍しく軽快に飛ばす曲調で、そこにロニーの暑苦しくも説得力抜群のヴォーカルが融合します。そして、2:00前後から突如しっとりとした展開に変わって、あまりに美しく有名なサビとコーラスが入ります。
Die young, die young
Can’t you see the writing on the wall?
Die young, gonna die young
Someone stopped the fall
そこからまた一転して、ガツン!とハードな曲調に戻り、起承転結のハッキリとした見事な構成で、これぞ「様式美!」と言っていいかと思います。ちなみに、本曲の歌詞には、「明日が来ないと思って、今を一生懸命生きろ!」というメッセージが込められています。もちろん、他の曲も素晴らしいのですが、どれか一曲挙げるとしたらコレですかね。
本作は、私がメタルを聴き始めた高校生の頃にはCDが廃盤になっていて、中古屋にもレンタル屋にも置いていないから、まったく聴けずに、東京に出てくるまで悶々と数年を過ごしていたことを覚えています。その後、いつ、どこで入手したかは覚えていないんですが、実際に手にして聴いてみると、まぁ、1980年の作品ですから、音も良くないし「こんなもんか・・・」という印象に留まっていたかと思います。二十歳そこらの当時の私には、本作を評価できるほどの見識が無かったんでしょうね。
では、また明日!
Jun